持田製薬株式会社の第86期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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持田製薬株式会社の2023年12月期第3四半期決算が公表されました。業績は好調で、医療用医薬品を中心に堅調な受注を維持しています。今後の成長に期待がかかります。

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企業情報

企業名: 持田製薬株式会社
証券コード: 45340
決算期: 2023年3月31日

持田製薬株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

持田製薬株式会社の決算は毎年3月31日に行われます。第1四半期(4月-6月)、第2四半期(7月-9月)、第3四半期(10月-12月)の決算も公表されています。

主な事業

持田製薬株式会社は、医療用医薬品の研究開発、製造、販売を行う製薬会社です。主力製品は抗うつ剤、消化器系、循環器系の医薬品などです。また、サプリメントなどのヘルスケア商品の販売も行っています。医療・健康分野で幅広い事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

持田製薬の当第3四半期連結累計期間の売上高は78,218百万円と前年同期比3.9%減となりました。利益面では、営業利益が5,791百万円と44.1%の減益、経常利益が6,059百万円と43.0%の減益となりました。厳しい事業環境の中でも、売上高は堅調に推移しており、利益率の改善に期待がかかります。

売上・利益の推移

持田製薬の過去3年間の売上高は、2022年3月期9,085百万円、2023年3月期81,394百万円、2024年3月期第3四半期78,218百万円と推移しています。利益面でも、経常利益は2022年3月期6,649百万円、2023年3月期10,639百万円、2024年3月期第3四半期6,059百万円と変動があります。市場環境の変化に合わせて、収益の最大化に努めています。

四半期連結貸借対照表について

持田製薬の総資産は157,825百万円と前連結会計年度末比1,006百万円減少しました。資産の部では、現金及び預金の減少がありましたが、売掛金が増加しています。負債の部では、支払手形及び買掛金が増加しましたが、その他の流動負債が減少しています。純資産は127,179百万円と前連結会計年度末比404百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が29,909百万円と大幅に減少しました。一方で、売掛金が35,093百万円と増加しています。投資有価証券も17,585百万円と増加しており、事業基盤の強化に向けた投資が進んでいます。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が11,139百万円と増加しました。その他の流動負債は11,360百万円と減少しています。長期的な債務は4,799百万円と概ね横ばいです。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が120,501百万円と増加しました。また、その他有価証券評価差額金が7,781百万円と大幅に増加しています。自己資本比率は80.6%と高水準を維持しています。

ROAとROE

持田製薬のROAは3.7%、ROEは3.5%となっています。前年同期に比べROAは低下しましたが、ROEはほぼ横ばいで推移しています。これは、医薬品業界の激しい競争環境の中で、新製品の発売や効率的な販売活動に努めながら、収益性の改善に取り組んでいるためと考えられます。今後も、高い収益力の維持と財務体質の強化に期待が寄せられています。

キャッシュフロー

持田製薬のキャッシュフローは、営業活動により4,809百万円のキャッシュを獲得しています。一方で、投資活動では3,394百万円のキャッシュを使用し、財務活動では18,517百万円のキャッシュを使用しました。全体としては17,101百万円のキャッシュが減少しています。今後も積極的な設備投資や製品開発に加え、株主還元の拡充など、戦略的な資金配分が期待されます。

配当の支払額

持田製薬は、2023年6月29日の定時株主総会において、1株当たり40円の期末配当を決議しました。また、2023年11月2日の取締役会で、1株当たり40円の中間配当を決議しています。安定した配当政策を維持しながら、企業の成長と株主還元のバランスを取っています。

今後の展望

持田製薬は、重点領域の新製品を中心とした収益の最大化、将来の競争力に結びつく事業活動への投資、イノベーション創出と生産性向上に向けた企業体制の強化に取り組んでいます。今後も、医療・健康ニーズに応えるべく、製品開発力の強化や、マーケティングの推進などに注力していく方針です。急速に変化する業界環境の中で、持続的な成長を目指してまいります。

編集部のまとめ

持田製薬株式会社は、医療用医薬品と健康関連商品を中心に事業を展開する製薬企業です。当第3四半期の業績は、一時的な減収減益となりましたが、主力製品の順調な推移や新製品の上市などにより、収益性の向上が期待されます。今後も、研究開発力の強化や、効率的な経営基盤の構築に注力し、持続的な成長を目指していくことが重要です。

持田製薬株式会社の決算日や配当についてまとめました。

持田製薬株式会社の決算日は3月31日で、第1四半期から第4四半期まで定期的に決算を公表しています。また、同社は年2回の配当(期末配当・中間配当)を実施しており、安定的な株主還元を行っています。引き続き、業績の向上と株主還元の両立を目指していくことが期待されます。

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