シンポ株式会社の第54期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

シンポ株式会社は、無煙ロースターの製造販売を主力事業とするファミリーレストラン業向け設備メーカーです。直近の2023年12月期第2四半期の売上高は3,767百万円、営業利益は577百万円、経常利益は585百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は376百万円と、前年同期に比べ着実な増収増益となりました。

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企業情報

企業名: シンポ株式会社
証券コード: 59030
決算期: 6月

シンポ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

シンポ株式会社の決算期は6月です。2023年12月期の第2四半期決算(2023年7月1日~12月31日)の報告書を発表しました。次回の2023年6月期通期決算は、2024年8月頃に発表される予定です。

主な事業

シンポ株式会社は、焼肉店向けの無煙ロースターを中心とした製品の製造販売が主力事業です。付帯工事や据付工事、アフターサービスなども手掛けており、焼肉店の「まるごとサポート」を提供しています。海外でも無煙ロースターを中心に、台湾や香港、オーストラリアなどで販路を拡大しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第2四半期の業績は、売上高3,767百万円、営業利益577百万円、経常利益584百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益375百万円と、前年同期に比べ二桁の増収増益となりました。営業利益率は15.3%、経常利益率は15.5%と高水準を維持しています。焼肉店需要の回復と、付帯工事など収益性の高い事業の伸長が業績を押し上げています。

売上・利益の推移

シンポ株式会社の売上高は、2022年6月期に6,390百万円を記録し、2023年12月期第2四半期では3,767百万円まで伸長しています。営業利益も2022年6月期の682百万円から、2023年12月期第2四半期は577百万円と高水準を維持しています。焼肉店の需要回復やアフターサービスの伸長により、着実な業績拡大を続けています。

四半期連結貸借対照表について

シンポ株式会社の2023年12月期第2四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は7,913百万円と前期末から196百万円増加しています。現金及び預金が135百万円増加したほか、投資有価証券が70百万円増加しています。

資産の部

流動資産は4,371百万円で、現金及び預金が3,003百万円、受取手形及び売掛金が706百万円となっています。固定資産は3,541百万円で、有形固定資産が2,931百万円、投資有価証券が488百万円となっています。

負債の部

負債合計は1,387百万円と前期末から39百万円減少しました。流動負債は1,054百万円で、買掛金が130百万円、未払法人税等が207百万円となっています。固定負債は332百万円で、長期借入金が20百万円となっています。

純資産の部

純資産は6,525百万円と前期末から236百万円増加しました。利益剰余金が5,127百万円、その他有価証券評価差額金が303百万円となっています。自己資本比率は82.5%と高水準を維持しています。

ROAとROE

シンポ株式会社の2023年6月期のROA(総資産経常利益率)は9.9%ROE(自己資本当期純利益率)は12.2%と、ともに高水準となっています。焼肉店向け製品の販売好調や付帯工事の増加などにより、収益性が高い事業構造を築いている結果です。今後も収益性の高い事業の拡大に注力し、株主価値の向上につなげていきたいと考えています。

キャッシュフロー

2023年12月期第2四半期のキャッシュ・フローでは、営業活動によるキャッシュ・フローは398百万円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは393百万円の収入となり、財務活動によるキャッシュ・フローは237百万円の支出でした。この結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は2,768百万円となり、手元流動性は引き続き高い水準を維持しています。

配当の支払額

シンポ株式会社は、2023年9月に1株当たり35円の期末配当を実施しました。前期の年間配当金が50円だったことから、配当性向は29.0%となっています。業績好調を背景に、株主還元も強化しながら、財務健全性も維持する方針です。

今後の展望

シンポ株式会社は、国内外のファミリーレストラン向けの無煙ロースターを中心とした事業を、コロナ禍からの需要回復を背景に伸ばしていく方針です。付帯工事やアフターサービスなども拡大し、”まるごとサポート”で焼肉店の経営をサポートする体制を強化します。また、中国市場においても、低価格帯の製品販売に注力するなど、さらなる海外展開にも力を入れていきます。

編集部のまとめ

シンポ株式会社は、主力の無煙ロースター事業を中心に、コロナ禍からの需要回復と付帯サービスの拡大により、着実な業績拡大を実現しています。財務基盤も強固で、株主還元も強化するなど、株主価値の向上にも注力しています。今後も国内外での事業展開を加速し、さらなる成長が期待できる企業だと言えるでしょう。

シンポ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

シンポ株式会社の決算期は6月で、2023年12月期第2四半期決算を報告しました。直近の2023年6月期は、年間配当金が50円だったことから、株主還元も強化していることがわかります。今後も業績拡大とともに、株主還元の充実にも期待がかかっています。

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