当社のこの四半期決算は、過去最高売上を更新するなど非常に好調でした!建設関連事業が順調に推移し、売上は25%増と大幅に伸びています。利益面でも過去最高を記録し、業績は大きく改善されました。株主還元面でも、増配が行われるなど、株主の皆様にもご期待いただける内容となっています。
企業情報
企業名: 株式会社横河ブリッジホールディングス
証券コード: 59110
決算期: 2023年3月期
株式会社横河ブリッジホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社横河ブリッジホールディングスの決算日は3月31日です。決算発表は5月と11月に行われ、第1四半期、第2四半期、第3四半期の決算情報が公開されます。
主な事業
株式会社横河ブリッジホールディングスは、橋梁事業、エンジニアリング関連事業、先端技術事業、不動産事業の4つのセグメントで事業を展開しています。橋梁事業では、国内の道路橋やダム、鉄道橋などの設計・施工を手がけ、エンジニアリング関連事業では、システム建築や土木・建築・機械等のマネジメント業務を行っています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期の業績は非常に好調で、売上高は1,251億9,000万円と過去最高を更新しました。営業利益は127億1,000万円、経常利益は127億4,000万円と大幅に増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益も97億9,400万円と高水準を維持しています。これにより、利益率も大きく改善し、営業利益率は10.2%、経常利益率は10.2%、当期純利益率は7.8%と高い水準となりました。
売上・利益の推移
当社の売上高は、前年同期比4.9%増の1,251億9,000万円と過去最高を更新しました。また、営業利益は127億1,000万円と前年同期比41.9%増、経常利益は127億4,000万円と38.4%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は97億9,400万円と46.0%増と、大幅な増益となりました。これは、主力の橋梁事業と、システム建築事業の業績改善が寄与したものです。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期末の総資産は2,034億5,200万円と、前期末比89億9,800万円増加しています。主な増加要因は、受取手形・完成工事未収入金等が増加したことによるものです。一方、負債は796億1,200万円と28億円増加し、純資産は1,238億3,900万円と61億8,200万円増加しています。これにより自己資本比率は59.2%となりました。
資産の部
資産の部では、流動資産が前期末比94億6,700万円増加し、1,428億2,100万円となっています。これは、主に受取手形・完成工事未収入金等が増加したことによるものです。一方、固定資産は47億7,100万円減少し、606億300万円となっています。
負債の部
負債の部では、流動負債が153億2,400万円減少し、354億2,200万円となっています。これは主に、支払手形・工事未払金等が減少したことによるものです。一方、固定負債は180億2,300万円増加し、441億9,000万円となっています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が増加し、1,238億3,900万円と前期末比61億8,200万円増加しています。これにより、自己資本比率は59.2%となりました。
ROAとROE
当社のROA(総資産利益率)は前年同期の4.6%から4.8%に、ROE(自己資本利益率)は7.7%から8.1%に、それぞれ上昇しています。この背景には、主力の橋梁事業や、システム建築事業の収益性改善があります。また、自己資本比率も59.2%と高水準を維持しており、財務基盤も強化されています。
キャッシュフロー
当第3四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは177億円のプラスとなっています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは10億円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは67億円の支出となっています。この結果、当第3四半期末の現金及び現金同等物は254億円となりました。
配当の支払額
当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つと位置づけており、当第3四半期においても2回の配当を実施しています。第2四半期末配当は1株当たり45円、期末配当も1株当たり45円を見込んでおり、年間配当金は1株当たり90円となる見通しです。
今後の展望
今後の事業環境は、インフラ老朽化への対応や国内の建設需要が継続する一方で、資材価格高騰や人手不足など、先行きの不透明感も残っています。そのような中で当社は、事業領域の拡大と収益力の強化に向けた取り組みを進めています。橋梁事業での大型案件の着実な施工、システム建築事業の業績回復などにより、中期的な業績拡大を目指していきます。
編集部のまとめ
株式会社横河ブリッジホールディングスの当第3四半期決算は、過去最高の売上高を記録するなど非常に好調な結果となりました。橋梁事業や、システム建築事業の収益性改善によって、営業利益、経常利益、当期純利益ともに大幅な増益を達成しています。また、自己資本比率も高水準を維持しており、財務基盤も強化されています。今後も事業領域の拡大と収益力の強化に取り組み、企業価値のさらなる向上を目指していくことが期待されます。
株式会社横河ブリッジホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
当社の決算日は3月31日で、第1~第3四半期の決算情報が5月と11月に公開されます。配当は年2回実施しており、直近は期末配当として1株当たり45円、通期では1株当たり90円の配当を予定しています。株主の皆様への利益還元を重要な経営課題としており、今後も安定的な配当の実現が期待されます。