株式会社ナガオカの第20期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ナガオカの決算報告書を分析しましたので、その内容をご紹介します。同社は水関連事業とエネルギー関連事業を展開する総合設備メーカーで、優れた水処理技術や設備を提供しています。

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企業情報

企業名: 株式会社ナガオカ
証券コード: 62390
決算期: 2023年6月

株式会社ナガオカの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ナガオカの決算は、6月末を期末としており、2〜3ヶ月ほど遅れて決算報告書の提出が行われます。具体的には、2024年2月13日に第2四半期(2023年7月〜12月)の決算報告書が提出されています。

主な事業

株式会社ナガオカは、水道施設やエネルギー関連プラントなどの設計・製造・施工・メンテナンスを手掛ける総合設備メーカーです。水関連事業では、取水スクリーンや水処理設備の製造などを行っています。エネルギー関連事業では、石油・化学プラントの設備製造やメンテナンスサービスを提供しています。同社は両事業における豊富な実績と強みを活かし、様々な分野で活躍しています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期の業績は好調で、売上高が3,520,468千円営業利益が595,322千円と大幅な増収増益となりました。売上総利益率も41.9%と高い水準を維持しており、同社の高い収益力が伺えます。特にエネルギー関連事業20.8%増と好調でした。

売上・利益の推移

過去2年間の実績を見ると、売上高は8,148,016千円から3,520,468千円と増加傾向にあります。一方で利益面では、経常利益が1,352,393千円から645,080千円と増加しており、同社の収益性が高まっていることがわかります。堅調な受注環境と製造コスト管理の強化により、今期も好業績が期待できそうです。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ナガオカの直近の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が7,931,004千円となっています。負債合計は2,050,902千円と前期末から大幅に減少しており、自己資本比率も74.1%と高水準を維持しています。安定した財務基盤を持っていることが分かります。

資産の部

主な資産は、現金及び預金が2,270,450千円受取手形、売掛金及び契約資産が2,802,612千円となっています。前期末から現金は増加し、売上債権が減少しており、流動性が高まっています。

負債の部

負債の主な内訳は、支払手形及び買掛金が567,152千円短期借入金が466,891千円となっています。前期末から有利子負債が大幅に減少しており、財務の健全性が高まっています。

純資産の部

純資産は5,880,102千円で、前期末から249,522千円増加しています。利益剰余金が増加したことが主な要因です。自己資本比率も74.1%と極めて高い水準を維持しています。

ROAとROE

同社のROAは8.1%、ROEは7.4%となっています。前期と比較すると、ROAは1.3ポイント上昇、ROEは0.9ポイント上昇しており、資産効率と株主資本利益率が改善傾向にあります。同社の収益力が高まり、資本効率も高まっていることが分かります。

キャッシュフロー

当第2四半期の営業キャッシュ・フローは1,019,249千円の収入となりました。これは主に売上債権が大幅に減少したことによります。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは136,160千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは692,296千円の支出となっています。全体としてキャッシュ残高が2,179,221千円まで増加しており、良好な財務状況を維持できています。

配当の支払額

株式会社ナガオカは、株主の皆様への利益還元を重視しており、当期の1株当たりの配当金は23円となりました。前期比で3円増配となっています。安定的な配当実施に加え、増配も行っており、株主還元に努めています。

今後の展望

株式会社ナガオカは、2022年6月期から3ヵ年の中期経営計画「FLIGHT PLAN:VISION 2024」に取り組んでおり、「既存事業の深化・拡充」「戦略的パートナーとの連携」「新規市場参入」を軸に、持続可能な成長を目指しています。水関連事業では官公庁向けなどの案件が順調に推移しており、エネルギー関連事業でも設備更新需要の回復を背景に大型案件を獲得するなど、好調な業績が期待できます。

編集部のまとめ

株式会社ナガオカは、水処理や設備メンテナンスなどの分野で高い技術力と豊富な実績を持つ総合設備メーカーです。直近の決算では、売上高、営業利益ともに大幅な増加を果たし、収益性の高さが際立っています。また、手元流動性が高く、自己資本比率も74.1%と極めて健全な財務基盤を構築しています。中期的にも既存事業の深化や新規分野への参入などを通じて、持続的な成長が期待できる企業といえます。

株式会社ナガオカの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ナガオカの決算は6月末で、決算報告書の提出は2〜3ヶ月遅れの2月頃となります。また、株主還元についても、当期の1株当たり配当金は23円と前期から3円増配となっており、安定した配当政策を維持しています。同社は収益力の高い水関連事業とエネルギー関連事業を展開しており、今後の更なる業績拡大に期待が高まる企業と言えるでしょう。

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