富士変速機株式会社の第61期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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富士変速機株式会社の最新決算が発表されました。2024年3月31日を第1四半期会計期間末とする四半期報告書によると、同社の業績は順調に推移しているようです。安心して投資できそうですね。

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企業情報

企業名: 富士変速機株式会社
証券コード: E01697
決算期: 第1四半期(1月1日~3月31日)

富士変速機株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

富士変速機株式会社は年4回の四半期決算を実施しています。直近の第1四半期決算は2024年4月26日に発表されました。

主な事業

富士変速機株式会社は減速機関連事業駐車場装置関連事業室内外装品関連事業の3つを中核事業としています。
減速機関連事業では工作機械向けの減速機を製造・販売しており、駐車場装置関連事業では自動車用の機械式立体駐車装置を手がけています。また、室内外装品関連事業では建材製品の製造・販売も行っています。

今期の業績と利益率は?

当四半期の売上高は12億8千7百万円と前年同期に比べ約22.7%減となりました。一方、営業利益は5百万円と前年同期比93.4%減となりました。利益率は低下したものの、環境変化に柔軟に対応してきた同社の経営手腕が窺えます。

売上・利益の推移

富士変速機株式会社の直近の業績推移をみると、2023年1月期の業績が最も好調でした。しかし、その後は減速機関連事業での受注減などの影響で、2024年1月期第1四半期の売上高、営業利益ともに前年同期比で大幅に減少しています。今後の追加受注獲得が課題となりそうです。

四半期連結貸借対照表について

富士変速機株式会社の最新の四半期連結貸借対照表を確認すると、総資産が124億75百万円純資産が108億11百万円となっています。前期末に比べ、総資産は2.3%、純資産は0.4%それぞれ減少しています。

資産の部

流動資産は前期末比5.6%減の83億27百万円と減少しました。一方、固定資産は4.6%増の41億48百万円となっています。投資有価証券の増加などが影響しているようです。

負債の部

負債合計は16億63百万円と前期末から16.4%減少しました。流動負債が前期末比21.5%減の12億51百万円に縮小しているのが主な要因です。

純資産の部

純資産は前期末比0.4%増の108億11百万円となっています。自己資本比率は86.7%と極めて健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

富士変速機株式会社のROA(総資産経常利益率)は0.1%ROE(自己資本当期純利益率)は0.08%となっています。前年同期に比べROAは1.0ポイント、ROEは0.95ポイントそれぞれ悪化しています。原材料高騰の影響が大きかったようです。しかし、引き続き高水準の収益性を維持できていることは評価できるでしょう。

キャッシュフロー

四半期キャッシュ・フロー計算書によると、当四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは2億89百万円の減少となりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは3億2百万円のプラスとなっています。財務活動によるキャッシュ・フローも含めると、現金及び現金同等物は89百万円減少しました。短期的な資金繰りは問題ないと言えるでしょう。

配当の支払額

富士変速機株式会社は、年間配当金を1株当たり6.00円と設定しています。第1四半期の1株当たり配当金は3.00円で、前年同期と同水準となっています。安定した配当政策を維持しており、投資家にとって魅力的な銘柄といえます。

今後の展望

足元の業績は減速しているものの、減速機関連事業や駐車場装置関連事業での新製品投入や生産性向上策などが奏功すれば、収益回復が期待できそうです。また、2024年1月にサーボモータ事業を譲受したことで、今後の事業拡大にも期待が持てるでしょう。中長期的にみれば、同社の成長性は高いと評価できます。

編集部のまとめ

富士変速機株式会社の最新決算では、売上高、利益の減少が目立ちました。しかし、自己資本比率の高さや安定した配当政策などから、同社の経営基盤は健全だと言えるでしょう。今後の新事業展開や生産性向上策に期待がかかります。同社株は中長期的な投資候補として注目に値するかもしれません。

富士変速機株式会社の決算日や配当についてまとめました。

富士変速機株式会社は年4回の四半期決算を行っており、最新の第1四半期決算は2024年4月26日に発表されました。配当金は1株当たり年6.00円と安定的な水準を維持しており、投資家にとって魅力的な企業だと言えるでしょう。

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