明治機械株式会社の第149期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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明治機械株式会社の2023年12月期第3四半期決算報告書が公開されました。売上高は前年同期比35%減の3,085百万円でしたが、その一方で最終的な親会社株主に帰属する四半期純利益は96百万円を計上しており、収益性の向上が見られました。明治機械は産業機械の製造・販売を主力事業としており、今回の決算では食品関連企業向けの需要が堅調に推移したことが寄与したようです。今後の設備投資動向や成長事業の探索に注目が集まるところです。

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企業情報

企業名: 明治機械株式会社
証券コード: 63340
決算期: 3月期

明治機械株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

明治機械株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日が対象期間となっています。

主な事業

明治機械株式会社は、産業機械の製造・販売を主力事業としています。主に食品関連企業向けの各種機械装置や自動化設備の開発・製造を手掛けています。また、プラント工事産業機械の保守サービスなども提供しています。近年では新たな成長事業の開拓にも注力しており、食品関連のソリューションビジネスの強化などに取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の売上高は3,085百万円で、前年同期比35%の減少となりました。一方で、営業利益は52百万円経常利益は71百万円親会社株主に帰属する四半期純利益は96百万円と、前年同期と比べ減益ながらも黒字を確保することができました。利益率については、売上高営業利益率は1.7%売上高経常利益率は2.3%となっています。

売上・利益の推移

明治機械株式会社の売上高は、過去3年間では2022年3月期に6,306百万円の最高値を記録しましたが、2023年12月期第3四半期では3,085百万円と大幅に減少しています。一方で、経常利益については2022年3月期は185百万円と高水準でしたが、2023年12月期第3四半期では71百万円と減益となっています。ここ数年の業績変動を見ると、産業機械需要の波動や原材料価格の変動などが大きく影響しているようです。

四半期連結貸借対照表について

明治機械株式会社の2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は6,124百万円となっています。前期末比で1,111百万円の減少となっており、主な要因は現金及び預金の減少や投資有価証券の評価減によるものと考えられます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,452百万円と前期末比で973百万円減少しています。一方で、仕掛品が699百万円184百万円増加しており、手持ちの受注残高が増えていることがうかがえます。

負債の部

負債の部では、短期借入金が996百万円と前期末比で85百万円減少しています。また、電子記録債務が428百万円123百万円減少しており、資金繰りの改善が進んでいるようです。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が1,934百万円と前期末比で73百万円増加しています。一方で、自己株式が86百万円77百万円増加しており、自己株式の取得が行われています。

ROAとROE

明治機械株式会社のROA(総資産利益率)は2022年3月期の2.5%から2023年12月期第3四半期では1.3%と低下しています。一方、ROE(自己資本利益率)は2022年3月期の59.9%から2023年12月期第3四半期では3.1%と大幅に減少しています。これは、当期の売上高減少と利益率の低下が影響しているものと考えられます。今後の業績回復と財務体質の強化が課題といえるでしょう。

キャッシュフロー

2023年12月期第3四半期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは249百万円のプラスとなりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは196百万円のマイナスとなっています。また、財務活動によるキャッシュ・フローは1,025百万円のマイナスとなっており、借入金の返済や自己株式の取得などが行われています。全体としては973百万円の現金及び預金の減少となっています。

配当の支払額

明治機械株式会社は、2023年6月に1株当たり2円の期末配当を実施しました。当期は業績が低調だったものの、株主への利益還元に努めているようです。今後の業績次第では、配当水準の変更も検討される可能性があります。

今後の展望

明治機械株式会社は、食品関連企業向けの産業機械の受注強化に加え、新たな成長事業領域の開拓にも注力しています。具体的には、食関連ソリューション事業の強化や、オープン・イノベーションを通じた新事業の探索などに取り組んでいます。業界内での競争力強化と収益基盤の多様化を目指しているようです。今後の事業展開や業績動向が注目されるところです。

編集部のまとめ

明治機械株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比で大幅に減少したものの、利益面では黒字を維持することができました。食品関連需要の堅調さや収益性の改善が見られましたが、全体としては依然として厳しい経営環境が続いているようです。今後は、新たな成長事業の開拓や収益基盤の強化などに期待が寄せられています。明治機械の業績や今後の戦略動向に注目していきましょう。

明治機械株式会社の決算日や配当についてまとめました。

明治機械株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日が対象期間となっています。また、同社は2023年6月に1株当たり2円の期末配当を実施しました。今後の業績次第では、配当水準の見直しも検討されるかもしれません。企業の成長戦略や経営状況を注視していく必要がありますね。

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