不二精機株式会社の第60期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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不二精機株式会社の2024年第1四半期決算が発表されました。同社は、精密金型精密成形品の製造・販売を主な事業としており、自動車や医療機器、電子部品などさまざまな分野に製品を提供しています。

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企業情報

企業名: 不二精機株式会社
証券コード: 64000
決算期: 第1四半期(2024年1月1日〜3月31日)

不二精機株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社の決算期は12月期で、通期決算は毎年3月に、四半期決算は3月・6月・9月・12月に発表されます。

主な事業

不二精機株式会社は、射出成形用精密金型および成形システム精密成形品の製造・販売を主な事業としています。特に自動車部品やメディカル機器、電子部品など、幅広い分野での実績を有しています。先進的な金型技術と豊富な成形加工ノウハウを活かし、高品質な製品を提供しています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は、売上高2,147百万円営業利益120百万円となりました。前年同期と比べ、売上高は1.0%増加し、営業利益は34.6%増加しています。利益率も改善傾向にあり、今後の更なる業績向上が期待されます。

売上・利益の推移

同社の売上高は、2023年第1四半期が2,126百万円、2024年第1四半期が2,147百万円と堅調な推移を見せています。また、営業利益は、2023年第1四半期が89百万円、2024年第1四半期が120百万円と大幅な増加となっています。海外子会社の収益改善や国内の採算性向上などがその要因と考えられます。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月31日時点の総資産は86億58百万円、純資産は31億87百万円となっています。前期末から総資産が1.9%増加純資産が0.3%増加しており、財務体質は健全に推移しています。

資産の部

流動資産は42億5百万円で、前期末比0.6%増加しています。固定資産は44億53百万円で、前期末比3.1%増加しています。有形固定資産や投資有価証券などが増加しました。

負債の部

流動負債は35億83百万円で、前期末比2.1%減少しています。固定負債は18億87百万円で、前期末比13.5%増加しています。長期借入金の増加が主な要因です。

純資産の部

純資産は31億87百万円で、前期末比0.3%増加しました。自己資本比率は36.8%となっており、財務基盤は安定しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は、2023年第1四半期が0.9%、2024年第1四半期が1.0%と改善傾向にあります。ROE(自己資本利益率)も、2023年第1四半期が2.2%、2024年第1四半期が1.6%と推移しています。収益性の向上と資産効率の改善が進んでいることが確認できます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュフローの状況については開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローが安定的に推移していることから、中期的にも堅調な資金繰りが維持できると考えられます。今後の成長投資や配当など、財務戦略の柔軟な対応が期待されます。

配当の支払額

同社は、2024年3月27日開催の定時株主総会において、1株当たり7円の期末配当を決議しました。この配当金は、2023年12月期の業績に基づくものです。株主還元の充実を図る同社の姿勢が伺えます。

今後の展望

不二精機株式会社は、自動車・医療・電子部品など幅広い分野で高い技術力を発揮し、安定的な受注拡大を目指しています。さらなる品質向上生産性の向上を通じて、顧客ニーズに応えるとともに、中期的な業績拡大企業価値向上を図っていく方針です。

編集部のまとめ

不二精機株式会社の2024年第1四半期決算は、売上高、営業利益ともに増加しており、収益力の向上が確認できました。また、財務体質も健全であり、株主還元も行っていることから、今後の更なる成長が期待されます。同社のコア技術を活かした製品開発と、海外を含めた事業展開により、持続的な企業価値向上が見込まれる良好な業績と言えるでしょう。

不二精機株式会社の決算日や配当についてまとめました。

不二精機株式会社の決算日は12月期で、四半期決算は3月・6月・9月・12月に発表されます。また、2024年3月27日開催の定時株主総会において、1株当たり7円の期末配当が決議されました。株主還元にも意欲的な同社の姿勢が伺えます。

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