鈴茂器工株式会社の第64期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

鈴茂器工株式会社の最新の決算が発表されました。米飯加工機械の製造・販売を手掛ける同社は、国内外で製品需要が堅調に推移し、売上高10,535百万円と前年同期比5.0%の増収となりました。利益面でも、営業利益945百万円経常利益976百万円と、いずれも前年同期を上回りました。国内需要の拡大に加え、海外ではアジア地域を中心に堅調な受注が続いています。製品の省人化・効率化をニーズに応える鈴茂器工株式会社の業績は順調に推移しています。

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企業情報

企業名: 鈴茂器工株式会社
証券コード: E01724
決算期: 3月期

鈴茂器工株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

鈴茂器工株式会社の決算日は3月31日です。四半期決算は毎年6月、9月、12月、3月に行われており、今回はその9月決算の内容が発表されたものです。

主な事業

鈴茂器工株式会社は、回転寿司店や弁当店、スーパーマーケットなどで使用されるお寿司の製造装置や米飯加工機械の製造・販売を手掛けている企業です。主力製品には、自動寿司ロボット「寿司マスター」や、ご飯盛り付けロボット「Fuwarica(フワリカ)」などがあり、外食産業や小売業の省人化・効率化ニーズに応えています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は10,535百万円と前年同期比5.0%の増収となりました。利益面では、売上総利益率が47.2%と改善し、営業利益945百万円経常利益976百万円と、いずれも前年同期を上回る結果となりました。国内外での製品需要が堅調に推移したことが業績に寄与しています。

売上・利益の推移

売上高は前期の13,456百万円から当期10,535百万円へと増加しています。利益面でも、前期の営業利益842百万円が当期945百万円、前期の経常利益774百万円が当期976百万円と、着実に伸長しています。省人化ニーズの高まりを背景に、同社の製品が国内外で好調に売れ続けている成果が表れています。

四半期連結貸借対照表について

同社の財務状況は健全です。総資産は175億65百万円と前期末から5億32百万円増加、自己資本比率は80.5%と高水準を維持しています。現金及び預金が増加したほか、固定資産も着実に積み上がっており、財務の健全性が確保されています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が50億97百万円と前期末から2億31百万円増加しました。また、有形固定資産も61億94百万円と前期末から2億25百万円増加しており、設備投資が着実に進んでいることがわかります。

負債の部

負債の部では、買掛金が5億68百万円と前期末から64百万円増加しました。有利子負債は1億23百万円減少し、安定した財務体質が維持されています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が117億28百万円と前期末から2億52百万円増加しました。自己資本比率も80.5%と高い水準を維持しています。株主還元としての配当も着実に行われています。

ROAとROE

同社のROA(総資産経常利益率)は、前期の4.6%から当期5.6%へと上昇しています。また、ROE(自己資本当期純利益率)も、前期の6.3%から4.6%へとやや低下したものの、依然として高水準を維持しています。製品需要の拡大に加え、経営の効率化に取り組んだ結果、収益性が向上していることがわかります。

キャッシュフロー

同社の営業活動によるキャッシュ・フローは堅調に推移しており、当期は10億30百万円のキャッシュ・インフローとなっています。一方、設備投資などの投資活動によるキャッシュ・アウトフローが7億95百万円ありました。財務活動では配当金支払いなどにより3億3百万円のキャッシュ・アウトフローとなっています。全体としては、231百万円の現金及び預金の増加となっています。

配当の支払額

株主還元としての配当金は、中間配当として1株当たり15円、期末配当として16円を予定しています。年間ベースでは1株当たり31円の配当を実施する見通しです。この水準は前期の年間31円から変わりません。安定的な配当を継続して実施していきます。

今後の展望

今後の見通しについては、引き続き国内外での製品需要が堅調に推移すると期待されます。省人化やコスト削減のニーズが高まる外食・小売業界において、同社の製品が中核的な役割を果たし続けることが見込まれます。また、海外展開の活性化や新製品の投入など、事業成長に向けたさまざまな施策にも期待がかかっています。

編集部のまとめ

鈴茂器工株式会社は、外食・小売業の省人化ニーズを的確に捉えた製品を提供し、業績を順調に拡大しています。売上高、営業利益、経常利益のいずれも前年同期を上回る好業績となりました。財務体質も健全で、株主還元にも積極的に取り組んでいることが評価できます。今後も新製品開発や海外展開の推進など、事業成長に向けた施策に期待が高まります。

鈴茂器工株式会社の決算日や配当についてまとめました。

鈴茂器工株式会社の決算日は3月31日で、四半期決算は6月、9月、12月、3月に行われています。今回は9月決算の内容が発表されたものです。株主還元としての配当金は、1株当たり年間31円(中間15円、期末16円)を予定しており、前期と同水準の安定した配当を継続しています。

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