株式会社TAKARA & COMPANYの第87期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社TAKARA & COMPANYの最新の決算報告が公開されました。売上高は15,004百万円と前年同期に比べて4.9%の増加となり、営業利益は2,504百万円と13.6%の増加と好調な業績を維持しています。同社は国内株式市場に関連の深いディスクロージャー事業とグローバルな通訳・翻訳事業を展開しており、企業のIR情報開示ニーズの高まりや国際会議の活発化などを背景に、順調な成長を続けています。

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企業情報

企業名: 株式会社TAKARA & COMPANY
証券コード: E00710
決算期: 2023年6月1日~2024年5月31日

株式会社TAKARA & COMPANYの決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社の決算は年2回で、第2四半期決算(2023年11月30日)と本決算(2024年5月31日)が行われます。第2四半期決算は毎年1月頃に、本決算は7月頃に発表されます。

主な事業

同社は、ディスクロージャー関連事業通訳・翻訳事業の2つの事業を展開しています。ディスクロージャー関連事業では、企業の情報開示支援サービスを提供しており、統合型ビジネスレポートシステム「WizLabo」の導入が好調に推移しています。通訳・翻訳事業では、国内外の大規模な会議やイベントの通訳サービスを手掛けており、コロナ禍からの経済活動の回復を受けて、大幅な売上増加となっています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期の連結業績は売上高15,004百万円営業利益2,504百万円と増収増益となりました。特に通訳・翻訳事業の売上高が4,106百万円と、前年同期比5.9%増と大幅に伸長しています。営業利益率は16.7%と高水準を維持しており、業績は順調に推移しています。

売上・利益の推移

同社の売上高は年々増加傾向にあり、2023年5月期は27,568百万円と過去最高を記録しました。利益面でも、経常利益は3,983百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,596百万円と、いずれも過去最高となっています。直近の2023年11月期第2四半期も増収増益と好調な業績を維持しており、今後も成長が期待できる企業と言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

同社の財務体質は健全と言えます。資産合計は33,121百万円、負債合計は6,719百万円で、自己資本比率は78.7%と高水準です。現金及び預金も14,169百万円と手元流動性も十分に確保されています。

資産の部

流動資産は19,269百万円と前期末比1.0%減少しましたが、これは主に受取手形・売掛金の減少によるものです。一方、固定資産は13,852百万円と0.9%減少しましたが、投資有価証券の増加などがあり、全体としての資産は健全に推移しています。

負債の部

負債合計は6,719百万円と前期末比19.6%減少しました。流動負債が23.7%減少したことが主な要因で、買掛金や未払費用の減少などによるものです。一方で、固定負債は5.4%増加しています。

純資産の部

純資産合計は26,401百万円と前期末比5.3%増加しました。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加が主な要因です。自己資本比率は78.7%と極めて健全な水準を維持しています。

ROAとROE

同社のROAは7.7%、ROEは6.6%となっています。前年同期と比べROAは0.1ポイント増加、ROEは0.4ポイント増加しており、効率的な資産活用と収益性の高い事業展開を実現できていると評価できます。今後も安定的な収益性を維持しつつ、更なる成長が期待されます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは1,999百万円の収入となり、前年同期比1,130百万円の減少となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは420百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは788百万円の支出となり、全体としての現金及び現金同等物は14,169百万円となっています。手元流動性が高く、健全な財務体質を維持しています。

配当の支払額

同社は、2023年7月7日の取締役会で1株当たり35円の期末配当を決議しました。これにより、年間配当は1株当たり70円となりました。また、2023年12月27日の取締役会で1株当たり40円の中間配当を決議しています。安定的な配当政策を維持しつつ、業績に応じた配当水準の引き上げも行っており、株主還元に注力しています。

今後の展望

同社は、企業の情報開示ニーズの高まりや通訳需要の回復基調を背景に、今後も業績の拡大が期待できます。ディスクロージャー関連事業では、統合型ビジネスレポートシステム「WizLabo」の導入を一層推進し、会社法関連製品や非財務情報開示の需要にも注力していきます。通訳・翻訳事業では、遠隔同時通訳プラットフォームの活用で、国内外のイベントやミーティングに対応していく方針です。今後も安定した収益基盤を維持しつつ、更なる成長が期待できる企業といえるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社TAKARA & COMPANYは、企業の情報開示支援と通訳・翻訳サービスを展開する総合サービス企業です。当期の業績は増収増益と好調で、健全な財務体質を維持しつつ、着実な成長を遂げています。今後も情報開示ニーズの高まりや通訳需要の回復基調を背景に、業績拡大が期待できる企業と言えるでしょう。株主還元にも積極的で、安定した配当水準を維持しています。

株式会社TAKARA & COMPANYの決算日や配当についてまとめました。

同社の決算は年2回(第2四半期決算と本決算)行われ、直近の第2四半期決算は2023年11月30日に発表されました。また、2023年12月27日の取締役会で、1株当たり40円の中間配当の支払いが決議されています。2023年通期の年間配当は1株当たり70円の見通しで、株主還元に注力する同社の方針が窺えます。

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