天馬株式会社の第76期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

こんにちは。天馬株式会社の最新の決算内容をお届けします。天馬株式会社は、家庭用品や電子部品などのプラスチック製品を中心に事業を展開している企業です。今回の決算では、売上や利益が全体的に好調だったことが分かりました。特に自動車部品の売上が好調な一方、中国での個人消費の低迷などが課題となっているようです。今後の展望としては、新製品の投入やグローバル展開の強化などに取り組むことで、さらなる成長を目指していくとのことです。

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企業情報

企業名: 天馬株式会社
証券コード: 79580
決算期: 2023年3月期

天馬株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

天馬株式会社の決算は3月期で、具体的な決算日は毎年3月31日となっています。決算発表は毎年5月下旬に行われ、株主総会は6月中旬に開催されます。

主な事業

天馬株式会社は、ハウスウエア製品や工業用プラスチック製品の製造・販売を主な事業としています。具体的には、食器やキッチン用品などのホームウェア自動車部品や電子部品などの工業用品を手掛けています。国内外の生産拠点を持ち、グローバルに展開しているのが特徴です。

今期の業績と利益率は?

天馬株式会社の当期業績は、売上高が707.96億円営業利益が12.44億円となっています。売上高は前年同期比で4.0%減となったものの、営業利益は28.7%減にとどまりました。これは、価格改定の効果や新製品販売の増加などによって、利益率が改善したためです。

売上・利益の推移

天馬株式会社の売上高は、直近3年間で前年比微減で推移しています。一方、経常利益は20.8%増加と好調に推移しました。これは、生産性の向上やコスト管理の強化などにより収益性が高まったためです。今後は、さらなる新製品投入や海外市場の開拓により、売上・利益ともに成長を目指していくとのことです。

四半期連結貸借対照表について

天馬株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は1,032.36億円で前期末比4.34億円増加しています。一方、負債合計は216.39億円と前期末比28.52億円減少しました。これにより、純資産は815.97億円と、前期末比32.87億円増加しています。安定した財務体質を維持していることがわかります。

資産の部

資産の部では、有形固定資産が321.95億円と前期末比21.68億円増加しています。これは、設備投資の増加によるものです。一方、現金及び預金が292.43億円と前期末比14.35億円減少しました。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が91.52億円と前期末比26.39億円減少しています。これは、購入債務の削減によるものです。

純資産の部

純資産の部では、為替換算調整勘定が124.47億円と前期末比47.10億円増加しました。これは、海外子会社の業績が好調だったことによる影響です。一方で、自己株式が67.14億円と増加しており、財務体質の改善に取り組んでいます。

ROAとROE

天馬株式会社のROAは2.8%、ROEは3.5%となっています。ROAは前期から0.2ポイント、ROEは0.4ポイントそれぞれ上昇しました。これは、収益性の改善とともに、自己資本の効率的な活用にも取り組んでいることが要因です。今後も収益力の向上と適切な資本政策を推進し、株主価値の向上につなげていきたいと考えています。

キャッシュフロー

天馬株式会社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが32.71億円のプラスとなりました。一方、投資活動によるキャッシュフローは14.83億円のマイナスとなりました。これは、設備投資の増加によるものです。財務活動によるキャッシュフローは、自己株式の取得により17.55億円のマイナスとなっています。全体として、当期末の現金及び現金同等物は292.43億円と、財務体質は健全に維持されています。

配当の支払額

天馬株式会社は、年2回の配当(中間配当と期末配当)を実施しています。当期の配当金は、1株当たり82円となりました。前期と同水準の配当を維持しており、株主還元に努めています。今後も、業績動向や財務状況を勘案しながら、安定的な配当政策を続けていく方針です。

今後の展望

天馬株式会社は、第3次中期経営計画に沿って、「サステナブル経営の推進」と「成長基盤の構築」に取り組んでいきます。具体的には、人財育成環境対策生産性向上などの全社戦略を推進するとともに、新製品開発海外市場への展開を加速していく方針です。これらの取り組みにより、持続的な成長と企業価値の向上を目指します。

編集部のまとめ

今回の天馬株式会社の決算では、売上高は減少したものの、利益率の改善により収益性が向上している点が注目されます。自動車部品など工業品の好調な販売や、新製品開発や海外展開の強化など、中長期的な成長に向けた取り組みも進んでいることがわかりました。また、財務体質の健全性も維持されており、株主還元にも積極的に取り組んでいることから、今後の業績向上が期待できる企業だと言えるでしょう。

天馬株式会社の決算日や配当についてまとめました。

天馬株式会社の決算は3月期で、5月下旬に決算発表を行い、6月中旬に株主総会を開催しています。また、配当は年2回(中間配当と期末配当)実施しており、1株当たり82円の配当を行っています。今後も安定配当を続けていく方針で、株主還元に努めていきます。

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