株式会社 りそなホールディングスの第23期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社りそなホールディングスの2023年度第3四半期決算が発表されました。売上高は6,677億円と前年同期比で3.7%増加しており、経常利益も1,593億円と6.8%増加しました。個人部門と法人部門が好調に推移し、株式等関係損益の改善も収益に貢献しています。

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企業情報

企業名: 株式会社 りそなホールディングス
証券コード: 83080
決算期: 3月31日

株式会社 りそなホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社りそなホールディングスの決算日は毎年3月31日です。決算発表は4月と10月の年2回行われ、第1四半期決算は8月、第2四半期決算は11月、第3四半期決算は2月、本決算は6月に発表されます。

主な事業

株式会社りそなホールディングスはりそなグループの持株会社で、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行などの銀行子会社を持っています。個人のお客さまと法人のお客さまへの総合金融サービスの提供が主な事業内容です。預金・貸出業務、投資信託・保険販売などの個人金融サービス、企業金融、M&A支援、資産管理などの法人金融サービスを展開しています。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期では、業務粗利益4,632億円と前年同期比で10.6%増加しました。実質業務純益は1,548億円と15.1%増加しており、経常利益は1,593億円と8.5%増加しています。個人部門と法人部門の収益が好調に推移したことに加え、株式等関係損益の改善などが収益増加に寄与しました。

売上・利益の推移

りそなグループの直近の業績推移は以下の通りです。2022年度第3四半期では売上高6,461億円、経常利益1,744億円でしたが、2023年度第3四半期では売上高6,677億円、経常利益1,593億円と、売上高は3.7%増加、経常利益は8.5%減少しています。経常利益の減少は、株式等関係損益の一部減少や与信費用の増加などによるものです。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の総資産は74兆1,345億円となっています。前期末比で6,781億円減少しています。資産の部では、貸出金が42兆2,153億円と8,580億円増加し、有価証券が9兆1,132億円と7,270億円増加しました。一方で現金預け金は20兆60億円と2兆3,854億円減少しています。負債の部では、預金が62兆2,379億円と3,393億円増加し、借用金は2兆1,869億円と1兆4,310億円減少しました。

資産の部

総資産の主な内訳は、現金預け金20兆60億円貸出金42兆2,153億円有価証券9兆1,132億円などとなっています。前期末比では、現金預け金が減少し、貸出金と有価証券が増加しています。

負債の部

負債の部の主な内訳は、預金62兆2,379億円借用金2兆1,869億円信託勘定借1兆2,649億円などとなっています。前期末比では、預金が増加し、借用金が減少しています。

純資産の部

純資産の部は2兆6,534億円と前期末比1,194億円増加しています。主に利益剰余金の増加その他有価証券評価差額金の増加によるものです。自己資本比率は3.55%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

りそなグループの収益性指標であるROA(総資産経常利益率)は、直近第3四半期で2.88%となっています。前年同期の2.79%から改善しています。一方でROE(自己資本当期純利益率)は6.61%と前年同期の7.27%から低下しています。これは主に当期純利益の減少によるものです。リスク管理の強化と収益力の向上に努めています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加などにより1兆5,824億円のマイナスとなっています。一方で、預金の増加などにより財務活動によるキャッシュ・フローは7,292億円のプラスとなっています。現金及び現金同等物の残高は前期末比2兆3,854億円減少し、20兆60億円となりました。

配当の支払額

りそなホールディングスは年2回の配当を実施しています。2023年度の中間配当は1株当たり11円、期末配当は未定ですが、前期の期末配当は1株当たり10.50円でした。2022年度通期の配当金は1株当たり21.50円となっています。業績の推移を踏まえつつ、株主還元の充実を図っていく方針です。

今後の展望

りそなグループは、「顧客中心主義に基づくサービス提供」と「地域社会への貢献」を経営の基本方針に掲げ、安定的な収益基盤の構築に取り組んでいます。2024年4月1日に関西みらいフィナンシャルグループを吸収合併し、グループ経営の一層の効率化を図る計画です。今後も、持続的な成長と企業価値の向上に努めていきます。

編集部のまとめ

株式会社りそなホールディングスは、個人部門と法人部門の収益が好調に推移し、第3四半期の業績は増収増益となりました。一方で、株式等関係損益の一部減少や与信費用の増加により経常利益は減少しました。強固な財務基盤を背景に、今後もグループ経営の効率化を図り、持続的な成長を目指していきます。

株式会社 りそなホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

りそなホールディングスの決算日は3月31日で、年2回(中間配当・期末配当)の配当を実施しています。2023年度の中間配当は1株当たり11円、前期の期末配当は1株当たり10.50円でした。業績の推移を踏まえつつ、安定的な株主還元に努めていく方針です。

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