株式会社南都銀行の第136期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社南都銀行の2023年度第3四半期の決算報告が発表されました。安定的な収益を確保できたという内容で、経営陣も非常に意気揚々としていますね。地域密着型の金融サービスに力を入れてきた南都銀行ですが、この決算を受けてますます地域経済の活性化に貢献していくことでしょう。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社南都銀行
証券コード: 83670
決算期: 3月期

株式会社南都銀行の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社南都銀行の決算日は3月31日です。第3四半期の決算発表は2月9日に行われています。年4回の四半期決算を実施しており、株主の皆様には年2回の配当を行っています。

主な事業

株式会社南都銀行は、銀行業務を中心としたグループ企業です。預金・貸出業務のほか、有価証券投資、リース、信託などの幅広い金融サービスを提供しています。奈良県を中心に営業基盤を持ち、地域に密着した金融サービスを展開しています。地域経済の活性化に貢献することが同社の重要な役割となっています。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期の経常利益は12,440百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は8,891百万円となりました。業績は堅調に推移しており、特に与信関連費用が大幅に減少したことが大きな要因です。また、顧客向けサービス業務利益も前年同期比で大幅に増加しています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上(経常収益)と利益(経常利益)の推移を見ると、売上は増加傾向にあり、利益も概ね高水準を維持しています。特に2023年度は、コロナ禍の影響が薄れ、与信関連費用の減少などもあり、非常に良好な業績を上げています。今後も安定的な収益基盤の確立に注力していくことでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産総額が6,756,495百万円と大きな規模を誇っています。その内訳として、預金が5,805,316百万円、貸出金が4,060,357百万円となっています。一方、負債総額は6,473,114百万円、純資産額は283,381百万円と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、貸出金が前期末比115,969百万円増加し、4,060,357百万円となりました。個人向け住宅ローンや中小企業向け貸出が堅調に推移したことが主な要因です。有価証券も前期末比47,550百万円増加の1,368,095百万円と、安定した運用実績を示しています。

負債の部

負債の部では、預金が前期末比89,650百万円増加し、5,805,316百万円となりました。個人預金や法人預金の増加が寄与しています。一方で、借用金は139,161百万円と前期末比減少しており、安定的な資金調達に努めていることがわかります。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金の増加により、純資産額が前期末比20,582百万円増加の283,381百万円となりました。健全な財務基盤を維持しつつ、着実に企業価値を高めていると評価できます。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は0.18%、ROE(自己資本当期純利益率)は3.16%となっています。両指標とも前年同期から若干低下しているものの、高水準を維持しています。これは、与信関連費用の減少やサービス業務利益の増加などにより、引き続き安定した収益力を示しているためです。今後も収益性の向上に向けて取り組んでいくことが期待されます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは167,291百万円のプラスとなっており、預金の増加などが主な要因です。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは有価証券の取得などにより65,368百万円のマイナスとなりました。財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払いなどにより3,595百万円のマイナスとなっています。全体としては、手元現預金が98,327百万円増加しており、健全な財務状況を維持しています。

配当の支払額

2023年度の中間配当金は1株当たり40円、期末配当金は1株当たり73円の予定となっています。株主還元も安定的に行っており、年間配当合計は113円となる見込みです。株主の皆様への利益還元にも積極的に取り組んでいます。

今後の展望

今後の事業展開としては、地域密着型の金融サービスの提供や、デジタル化への対応、ESG経営の推進などに注力していくことが掲げられています。特に地域金融機関として、中小企業の支援やお客さまの生活に密着したきめ細やかなサービス提供に力を入れていく方針です。持続可能な成長と地域経済の活性化に向け、より一層の飛躍が期待できそうですね。

編集部のまとめ

株式会社南都銀行の2023年度第3四半期決算は、安定した収益力を維持しつつ、地域密着型ビジネスの展開にも注力している好決算となりました。低金利環境の中、与信関連費用の抑制や顧客サービスの強化などにより、業績は順調に推移しています。今後も地域社会の発展に貢献できる金融機関として、さらなる飛躍が期待されます。

株式会社南都銀行の決算日や配当についてまとめました。

株式会社南都銀行の決算日は3月31日で、年4回の四半期決算を行っています。2023年度の年間配当は1株当たり113円を予定しており、株主還元も積極的に行っています。引き続き、地域金融機関としての責任を果たしつつ、企業価値の向上にも努める同社の今後の動向に注目が集まるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました