株式会社アイネスの第62期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社アイネスの2023年度第3四半期の決算報告がリリースされました。売上高は290億円と前年同期比で3.3%の減収となったものの、公共分野や金融分野など、主要な業界での堅調な業績を維持しています。営業利益は11億円と前年同期比で44.4%減少したものの、経常利益は12億円を確保するなど、高い収益性を維持しています。企業の経営陣は、公共分野の標準化対応やDXソリューションの拡充、サステナブル経営の推進に注力し、新たな成長に向けて邁進しています。今後の業績にも大いに期待がかかっています。

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企業情報

企業名: 株式会社アイネス
証券コード: E04803
決算期: 3月

株式会社アイネスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社アイネスの決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日までの9ヶ月間の業績となります。

主な事業

株式会社アイネスは、自治体向け情報システムの開発や運用・保守を中心に事業を展開しています。また、民間企業向けのシステム開発やDXソリューションの提供にも力を入れており、公共、金融、産業の各分野でIT支援サービスを提供しています。自治体の情報システム標準化対応や、生成AI、大規模言語モデルなどDX推進にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は290億円と前年同期比で3.3%の減収となりました。一方で、営業利益は11億円経常利益は12億円を確保するなど、高い収益性を維持しています。親会社株主に帰属する四半期純利益は7億円となりました。

売上・利益の推移

過去5年間の第3四半期連結累計期間の売上高と営業利益の推移を見ると、企業は概ね堅調な業績を維持してきました。ただし、2023年度第3四半期は、公共分野の減収などにより営業利益が前年同期比で44.4%減少しています。今後の企業の成長戦略に注目が集まっています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は516億円と前連結会計年度末に比べ31億円増加しました。固定資産が大幅に増加したことが主な要因です。一方で、流動資産は70億円減少しています。負債は流動負債が減少した一方で、固定負債が増加し、純資産は361億円となりました。

資産の部

流動資産は179億円と前連結会計年度末に比べ70億円減少しましたが、固定資産は337億円と101億円増加しました。この増加は主に、オフィスビル取得による土地や建設仮勘定の増加によるものです。

負債の部

流動負債は53億円と10億円減少しましたが、固定負債は101億円と42億円増加しました。この増加は主に、長期借入金の増加によるものです。

純資産の部

純資産は361億円と前連結会計年度末と比べ1億円減少しています。この減少は主に、利益剰余金の減少によるものです。

ROAとROE

株式会社アイネスのROA(総資産利益率)は前年同期比で低下しています。これは営業利益の減少によるものですが、ROEは70%台と高水準を維持しており、株主価値の向上に努めています。今後は収益性の改善とともに、資産効率の改善にも取り組む必要があるでしょう。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが25億円と前年同期比で30.9%増加しています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローが△92億円と大幅な支出超過となりました。これはオフィスビル取得などによる固定資産の取得によるものです。財務活動では39億円のキャッシュ・インフローがありました。

配当の支払額

株式会社アイネスは、2023年6月の定時株主総会決議および2023年10月の取締役会決議に基づき、1株当たり年間50円の配当を実施しました。この配当水準は、前期の年間配当40円から10円増配となっており、株主還元の向上に努めています。

今後の展望

株式会社アイネスは、公共分野での情報システム標準化対応やDXソリューションの拡充、サステナブル経営の推進に取り組んでいきます。特に、生成AI等の新技術を活用したサービス開発に注力し、企業価値の向上を目指します。また、働き方改革やDX人材育成にも積極的に取り組み、持続的な成長を目指しています。

編集部のまとめ

株式会社アイネスの2023年度第3四半期決算は、一時的な減収影響はあるものの、全体としては堅調な業績を維持しています。特に、公共分野での標準化対応や、DXソリューションの拡充など、成長に向けた取り組みが注目されます。今後の企業の成長戦略に期待が高まっています。

株式会社アイネスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社アイネスの決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日までの9ヶ月間の業績となります。また、同社は年間配当を1株当たり50円と増配を行うなど、株主還元にも注力しています。今後の業績にも大きな期待がかかっています。

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