株式会社ジェイテックコーポレーションの第31期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

企業のファイナンス情報をお届けします。株式会社ジェイテックコーポレーションの最新の決算情報を分析したので、皆様にシェアします。
業績や財務状況を把握し、今後の企業の可能性を学びましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社ジェイテックコーポレーション
証券コード: 34460
決算期: 2023年6月期

株式会社ジェイテックコーポレーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ジェイテックコーポレーションの決算日は6月30日です。
決算短信の公表は毎年5月中旬に行われます。

主な事業

株式会社ジェイテックコーポレーションは、オプティカル事業ライフサイエンス・機器開発事業その他事業(電子科学株式会社)の3つの事業を展開しています。
オプティカル事業では放射光施設やX線自由電子レーザー施設向けの高精度な光学ミラーを提供しており、放射光分野での技術力と実績を持っています。ライフサイエンス・機器開発事業では、半導体材料の表面加工装置や自動細胞培養装置などの開発を手がけています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間(2023年7月1日~2024年3月31日)の業績は、売上高が803,648千円、営業損失は287,228千円となりました。
売上高は前年同期比で27.6%減と減少しており、営業利益率はマイナスとなっています。半導体関連の需要減退や部材調達の遅延などの影響を受けた結果となりました。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移をみると、2022年6月期は売上高が1,908,375千円、経常利益が364,257千円とピークを記録しました。
しかし、2023年6月期以降は半導体関連の需要減少の影響を受け、売上高が減少に転じ、当第3四半期では経常損失となっています。今後の需要回復が課題となっています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末(2024年3月31日)の連結貸借対照表をみると、総資産3,153,517千円となっています。前期末から311,501千円の減少となっています。

資産の部

流動資産は1,288,817千円と前期末から388,498千円減少しました。現金及び預金が減少し、売掛金も大幅に減少しています。固定資産は1,864,700千円と前期末から76,997千円増加しました。

負債の部

流動負債は385,593千円と前期末から65,840千円減少しました。買掛金や未払法人税等が減少しています。固定負債は476,839千円と前期末から57,837千円減少しました。

純資産の部

純資産合計は2,291,085千円と前期末から187,823千円減少しました。利益剰余金が減少したことが主な要因です。

ROAとROE

直近の決算期では、ROA(総資産利益率)-6.5%ROE(自己資本利益率)-8.9%となりました。
これは、売上の減少や営業損失の計上により、収益性が悪化しているためです。今後の業績回復が課題となっています。

キャッシュフロー

当第3四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは-247,727千円の支出超過となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは-40,781千円の支出超過、財務活動によるキャッシュ・フローは79,830千円の収入超過となっています。
全体として208,678千円のキャッシュが減少しており、財務体質の改善が課題となっています。

配当の支払額

過去3年間の配当実績をみると、2022年6月期は1株当たり20円の配当を実施しました。
しかし、2023年6月期以降は無配となっており、業績の回復が待たれます。

今後の展望

株式会社ジェイテックコーポレーションは、長期的な成長に向けて、半導体関連分野や宇宙関連分野への新規事業展開を目指しています。
特にライフサイエンス・機器開発事業では、新型の表面加工装置や自動細胞培養装置の開発に取り組んでおり、今後の業績改善への期待がかかっています。

編集部のまとめ

株式会社ジェイテックコーポレーションの直近の決算では、半導体関連の需要減退の影響を受け業績が悪化しています。
しかし、今後の新規事業の拡大に期待がかかっています。特に、ライフサイエンス分野やナノ表面加工技術を応用した装置事業の伸長に注目が集まっています。配当についても再開が望まれます。

株式会社ジェイテックコーポレーションの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ジェイテックコーポレーションの決算日は6月30日で、決算短信の公表は毎年5月中旬に行われます。直近の業績は苦戦しているものの、新規事業への期待も高く、今後の業績回復が期待されます。配当は2022年6月期をピークに無配が続いており、業績の回復とともに配当の再開に注目が集まります。

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