デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の第23期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の最新の決算報告書を分析してみました。同社は、IT業界でソフトウェア開発やシステム販売などの事業を展開しており、堅調な業績を続けている有望企業です。今期は、主力のソフトウェア開発事業が好調だったことで、売上・利益ともに過去最高を記録しました。自社製品の販売も順調に拡大しており、同社の事業は着実な成長軌道に乗っているといえるでしょう。

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企業情報

企業名: デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
証券コード: E31573
決算期: 2024年6月期

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の決算日は6月30日です。決算は年1回の年度決算で、毎年6月に決算が行われます。

主な事業

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社は、ソフトウェア開発事業とシステム販売事業の2つの主力事業を展開しています。ソフトウェア開発事業では、業務システム開発や組込みシステム開発、自社商品の開発・販売などを行っています。また、システム販売事業では、中小企業向けの基幹業務システムの販売を手掛けています。同社は、顧客ニーズに合わせたソリューション提供と、独自のテクノロジーを活かした自社製品の開発・販売に注力しています。

今期の業績と利益率は?

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の2024年6月期第3四半期の業績は、売上高が前年同期比8.9%増の14,736百万円営業利益が同22.2%増の1,878百万円と大幅な増収増益となりました。特に、ソフトウェア開発事業の中核である「ビジネスソリューション事業」が好調で、売上・利益ともに大幅な伸びを示しています。さらに、自社製品の「WebARGUS」や「xoBlos」などのサブスクリプション収入も増加しており、同社の利益率の高さが評価されています。

売上・利益の推移

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の売上高と営業利益の推移を見ると、ここ数年着実に増加してきていることがわかります。2024年6月期第3四半期の売上高は14,736百万円と過去最高を記録し、営業利益も1,878百万円と大幅な増益となりました。IT需要の高まりや自社製品の収益貢献などにより、同社の業績は順調に伸びてきています。

四半期連結貸借対照表について

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の2024年3月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産9,699百万円純資産6,620百万円と、堅実な財務体質を維持しています。前期末から総資産が大きく増加しているのは、主に株式取得により2社を子会社化したことによるものです。一方で、負債も増加しているものの、自己資本比率は67.2%と健全な水準を保っています。

資産の部

資産の部では、流動資産7,964百万円、固定資産1,735百万円となっています。受取手形や売掛金などの流動資産が前期末から大きく増加しており、M&Aによる子会社化の影響が表れています。一方で、長期的な投資に当たる固定資産も着実に積み上がってきています。

負債の部

負債の部では、流動負債2,620百万円、固定負債458百万円となっています。買掛金や賞与引当金などの流動負債が前期末から大きく増加しているのは、事業規模の拡大に伴う増加です。一方で、長期借入金など固定負債も増加しています。

純資産の部

純資産の部では、6,620百万円となっています。前期末から614百万円増加しており、利益剰余金の積み上がりなどが主な要因です。自己資本比率は67.2%と、健全な財務体質を維持できています。

ROAとROE

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社のROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)は、ともに高水準で推移しています。ROAは前期16.1%、ROEは前期24.2%と、同社の高い収益性を示しています。直近期は事業拡大に向けた先行投資もあり、若干の低下が見られますが、IT業界大手級の高い収益性を持続しています。同社の強みである自社製品の販売増加などが、収益性の高さに寄与しているといえでしょう。

キャッシュフロー

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社のキャッシュフローは、オペレーティング・キャッシュ・フローが堅調に推移しています。営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比で大幅に増加しており、自社製品の売上拡大などが寄与しています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは減少しており、M&Aによる投資が行われたことが要因です。同社は、オペレーティング・キャッシュ・フローの高さを活かしながら、中長期的な成長につなげていく方針です。

配当の支払額

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社は、株主還元の一環として安定配当を行っています。2024年6月期第3四半期では、1株当たり41円の配当を実施しました。これは前年同期比で6円の増配となっており、業績の好調さを反映した配当増加となっています。今後も、株主還元の強化に注力していく方針です。

今後の展望

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社は、中期経営計画の最終年度を迎え、「事業基盤の拡大・安定化」と「成長要素の拡大」に重点を置いて事業を推進しています。自社製品の販売強化やM&Aによる事業領域の拡大など、さらなる成長を目指しています。また、2030年までに売上高500億円、営業利益50億円の目標を掲げており、積極的な事業展開によりこの目標の達成を目指しています。今後も同社の成長性に注目していく必要があるでしょう。

編集部のまとめ

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社は、IT業界で着実に成長を続けている有望企業です。2024年6月期第3四半期の業績は、売上高や営業利益が過去最高を記録するなど、極めて好調な内容となりました。自社製品の販売や、M&Aによる事業領域の拡大などが奏功しており、今後の更なる成長が期待できます。同社は2030年の売上高500億円という野心的な目標を掲げており、株主還元の強化も行っている魅力的な企業だといえるでしょう。

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の決算日や配当についてまとめました。

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の決算日は6月30日、年1回の年度決算を行っています。また、同社は安定配当に努めており、2024年6月期第3四半期では1株当たり41円の配当を実施しました。今後も業績の好調さを背景に、株主還元の強化を続けていくと期待されます。

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