株式会社ティーガイアの最新の決算情報が公開されました。携帯電話やスマートデバイス、オンラインサービスなどの販売を手がける同社は、安定した業績を維持しているようです。
企業情報
企業名: 株式会社ティーガイア
証券コード: 37380
決算期: 2023年3月期
株式会社ティーガイアの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ティーガイアの決算日は3月31日です。通常であれば、4月頃に監査法人の監査を受け、6月に定時株主総会を開催し、その後に決算情報を公表しています。
主な事業
株式会社ティーガイアは、モバイル事業、ソリューション事業、スマートライフ・クオカード事業の3つを主な事業領域としています。キャリアショップの運営やスマートデバイスの販売、オンラインサービスの提供など、ITと生活者のニーズをつなぐ様々なサービスを展開しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が3,289億84百万円(前年同期比0.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は38億10百万円(同30.6%減)となりました。利益率は低下したものの、依然として高い水準を維持しています。
売上・利益の推移
直近3年間の業績を見ると、売上高は450億円前後、経常利益は90億円前後で推移しています。過去からの安定した業績が継続されています。ただし、今期の利益は前年同期と比べ減益となっています。減益の主因は特別損失の計上によるものです。
四半期連結貸借対照表について
株式会社ティーガイアの財務状況は健全です。資産合計は2,432億39百万円、負債合計は1,690億20百万円、純資産は742億19百万円となっています。自己資本比率も30%を超える水準を維持しており、財務基盤は安定しています。
資産の部
資産の部では、流動資産が2,021億27百万円と全体の8割以上を占めています。現金及び預金や棚卸資産などが主な内訳です。固定資産は411億12百万円となっています。
負債の部
負債の部では、流動負債が1,655億94百万円と全体の約98%を占めています。買掛金や未払金などが主な内容です。固定負債は34億26百万円と比較的小さい水準です。
純資産の部
純資産の部では、742億19百万円となっています。自己資本比率は30.5%と財務の健全性は高い水準にあります。
ROAとROE
ティーガイアのROA(総資産経常利益率)は、過去3年間で2.5%前後で推移しています。一方、ROE(自己資本利益率)は10%前後で推移しており、株主資本の効率的な活用ができています。
キャッシュフロー
キャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが概ね安定的に黒字を計上しています。一方で、投資活動によるキャッシュフローは赤字となっており、成長投資を行っている様子がうかがえます。財務活動によるキャッシュフローも支出超過で、借入金の返済や配当金の支払いが行われています。
配当の支払額
株式会社ティーガイアは、年2回の配当を実施しており、直近では1株当たり75円(年間配当150円)の配当を行っています。配当性向は40%前後で推移しており、株主還元にも積極的に取り組んでいます。
今後の展望
ティーガイアは、モバイル事業に依存しないバランスの取れた事業ポートフォリオの構築を目指しています。ソリューション事業やスマートライフ・クオカード事業の強化にも力を入れており、収益源の多様化を図っています。今後も顧客ニーズに即したサービスの提供と新規事業の開拓により、持続的な成長を目指していくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社ティーガイアは、モバイル事業や法人向けのソリューション事業、スマートライフ・クオカード事業など、多角的な事業展開を行っている企業です。直近の決算では一時的な特別損失の発生があったものの、全体としては安定した業績を維持していると評価できます。 今後は新規事業の開拓やサービスの高度化などにより、さらなる成長が期待できそうです。
株式会社ティーガイアの決算日や配当についてまとめました。
同社は3月31日決算で、通常6月頃に決算情報を公表しています。また、年間配当金は1株当たり150円と株主還元にも力を入れています。今後の更なる成長に期待が高まります。