株式会社ジーダットの第22期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社ジーダットの2023年12月期第3四半期決算を分析しました。この企業は、EDAソフトウェアの開発と販売、そしてコンサルティングを行っている先端技術企業です。半導体、FPD市場を中心に事業を行っており、特にアナログ半導体やパワー半導体の分野で高い技術力を発揮しています。

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企業情報

企業名: 株式会社ジーダット
証券コード: E05669
決算期: 3月期

株式会社ジーダットの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ジーダットの決算期は3月期で、第3四半期決算は12月期末となります。2023年2月8日に2023年12月期第3四半期決算を発表しました。

主な事業

株式会社ジーダットは、半導体設計のためのEDAソフトウェア(電子設計自動化ソフトウェア)の開発と販売を行っています。アナログ半導体やパワー半導体向けの設計ツールを中心に、先端的な製品を提供しています。また、EDAツールの導入支援やカスタマイズなどのコンサルテーション事業も手がけており、半導体業界に特化したワンストップサービスを展開しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の売上高は13億79百万円と前年同期比6.9%減となりました。一方で、営業利益は1億75百万円で前年同期比13.9%減、経常利益は2億26百万円と前年同期比4.8%減と、減益傾向にあります。ただし、四半期純利益は2億3百万円と前年同期比3.3%増と堅調に推移しています。

売上・利益の推移

株式会社ジーダットの売上高は、2022年3月期に20億17百万円を記録しましたが、2023年12月期第3四半期は13億79百万円と減少傾向にあります。一方で、経常利益は2022年3月期の2億3千7百万円から、2023年12月期第3四半期の2億26百万円に減少しつつも、高い収益性を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ジーダットの2023年12月期第3四半期の総資産は43億69百万円となり、前事業年度末と比較して1億21百万円(2.7%)減少しました。負債合計は9億59百万円で、前事業年度末と比較して2億29百万円(19.3%)減少しています。一方で、純資産は34億9百万円と前事業年度末から1億7百万円(3.3%)増加しています。

資産の部

株式会社ジーダットの2023年12月期第3四半期の流動資産は40億64百万円で、前事業年度末から1億15百万円(2.8%)減少しました。固定資産は3億4百万円で、前事業年度末から5百万円(1.9%)減少しました。

負債の部

2023年12月期第3四半期の流動負債は9億55百万円で、前事業年度末から2億29百万円(19.3%)減少しました。固定負債は3百万円と前事業年度末と同額となっています。

純資産の部

株式会社ジーダットの2023年12月期第3四半期の純資産は34億9百万円で、前事業年度末から1億7百万円(3.3%)増加しました。主な要因は利益剰余金の増加によるものです。

ROAとROE

株式会社ジーダットのROA(総資産経常利益率)は、2022年3月期の5.3%から2023年12月期第3四半期は5.2%と概ね横ばいで推移しています。一方でROE(自己資本当期純利益率)は、2022年3月期の6.0%から2023年12月期第3四半期は6.0%と、高い収益性を維持しています。これは同社の優れた技術力と顧客基盤によるものと考えられます。

キャッシュフロー

株式会社ジーダットの2023年12月期第3四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1億56百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが6百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが2億84百万円の支出となっています。この結果、現金及び現金同等物は35億20百万円となり、財務基盤は健全に維持されています。

配当の支払額

株式会社ジーダットは、2023年6月21日の定時株主総会において、2023年3月期の期末配当を1株当たり25円と決議しました。これにより、年間配当金は1株当たり25円となっています。同社は株主還元に積極的で、配当性向も高い水準を維持しています。

今後の展望

株式会社ジーダットは、半導体市場におけるアナログ・パワー半導体分野の需要回復に期待しています。また、車載FPD市場の成長にも注目しており、これらの市場でのソリューション提案力の強化に取り組んでいきます。加えて、半導体製造装置分野への販売活動の強化や、新たな代理販売品の拡販にも力を入れる方針です。これらの施策により、今後の業績拡大が期待できるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社ジーダットは、半導体設計用EDAソフトウェアの開発・販売を中心事業とする企業です。第3四半期決算では、売上高は前年同期比6.9%減の13億79百万円となりましたが、利益面では経常利益が2億26百万円と高水準を維持しています。
今後は、アナログ・パワー半導体分野やFPD市場での旺盛な需要に着目し、ソリューション提案力の強化や新規市場開拓に取り組むことで、さらなる業績の向上が期待できるでしょう。安定した収益基盤と株主還元の水準の高さから、同社の株式は魅力的な投資対象といえます。

株式会社ジーダットの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ジーダットの決算期は3月期で、第3四半期決算は12月期末に行われます。2023年2月8日に2023年12月期第3四半期決算を発表しました。同社の年間配当金は1株当たり25円と、株主還元に積極的な企業として注目されています。

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