株式会社ベルテクスコーポレーションの第6期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ベルテクスコーポレーションの2023年度第3四半期決算報告が公開されました。総売上高は264億6,681万円と前年同期比7.0%の減収となりましたが、営業利益は39億9,640万円と1.4%増益を達成しています。建設現場における省人化や安全性の向上に寄与する同社の製品が好評で、業績は堅調に推移しているようです。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社ベルテクスコーポレーション
証券コード: E34137
決算期: 3月31日

株式会社ベルテクスコーポレーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ベルテクスコーポレーションの決算日は3月31日です。同社は4月1日から翌年3月31日までを事業年度としており、決算発表は年4回行われます。

主な事業

株式会社ベルテクスコーポレーションは、コンクリート製品、パイル、防災製品の製造・販売などを主な事業としています。特に、建設現場の省人化や安全性の向上に寄与するプレキャスト製品の需要が高まる中、同社は強みを発揮しています。さらに、近年ではセラミックス事業、油圧関連事業、賃貸事業、システム開発事業などにも注力しており、事業領域を着実に拡大しています。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期の同社の業績は、売上高が264億6,681万円と前年同期比7.0%の減収となりましたが、営業利益は39億9,640万円と1.4%の増益を達成しました。主力のコンクリート事業が堅調に推移し、利益率も高水準を維持しているのが特徴です。

売上・利益の推移

同社の直近3期の売上高と経常利益の推移をみると、売上高は第5期294億9,530万円、第6期第3四半期は264億6,681万円となっています。一方で、経常利益は第5期57億8,395万円、第6期第3四半期は41億560万円と好調な業績を維持しています。堅調な業績と高い収益性が同社の強みと言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

同社の第3四半期連結貸借対照表では、総資産が500億8,016万円と前期末比0.5%増加しています。流動資産は302億3,608万円で、現金及び預金が123億3,619万円と充実しています。一方、固定資産は198億4,408万円となっています。

資産の部

同社の資産は流動資産が302億3,608万円、固定資産が198億4,408万円の合計500億8,016万円となっています。流動資産の中心は現金及び預金の123億3,619万円と、受取手形、売掛金及び契約資産の76億9,187万円です。固定資産ではのれんが33億9,549万円を占めています。

負債の部

負債の部では、流動負債が127億3,818万円、固定負債が48億8,624万円の合計176億2,442万円となっています。流動負債の主な内訳は、支払手形及び買掛金の23億2,361万円と電子記録債務の41億6,537万円です。固定負債では長期借入金が14億8,444万円となっています。

純資産の部

純資産の部は324億5,574万円で、自己資本比率は64.3%と高水準を維持しています。利益剰余金は299億3,817万円と、内部留保が着実に積み上がっています。また自己株式が39億6,262万円を占めています。

ROAとROE

同社の経営指標を見ると、ROA(総資産経常利益率)は8.2%ROE(自己資本利益率)は9.9%となっています。これらの指標は業界平均と比較して高水準を維持しており、資産効率の良さと株主資本の効率的な運用が同社の特長といえます。

キャッシュフロー

第3四半期連結累計期間のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは26億6,506万円の収入となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは13億7,796万円の支出となっており、主に有形固定資産の取得による支出が大きくなっています。財務活動では借入金の返済などにより8億7,984万円の支出となっています。全体としては12億3,619万円の増加となっており、手元資金は十分な水準を維持できています。

配当の支払額

同社は年2回の配当を実施しており、第5期(2022年3月期)は1株当たり30円、第6期第3四半期累計(2023年12月期)は1株当たり30円の配当を行っています。安定的な配当を維持しながら、内部留保の蓄積にも注力しているのが特徴です。

今後の展望

同社は国内建設需要の堅調な推移を背景に、プレキャスト製品の需要拡大や防災事業の伸長に期待を寄せています。さらに、M&Aを通じた事業領域の拡大にも積極的に取り組むことで、今後の業績向上を目指しています。また、DX化の推進や生産性向上による収益力の強化にも注力するなど、中長期的な成長に向けた施策を展開しています。

編集部のまとめ

株式会社ベルテクスコーポレーションは建設現場の省人化や安全性向上に寄与する製品を中心に、堅調な業績を維持しています。国内建設需要の高まりや防災事業の伸長に加え、M&Aやデジタル化など、今後の成長に向けた施策も着実に進められているようです。同社は高い収益性と強固な財務基盤を有しており、今後の更なる飛躍に期待が高まります。

株式会社ベルテクスコーポレーションの決算日や配当についてまとめました。

同社の決算日は3月31日で、年4回の決算発表を行っています。また、同社は年2回の配当を実施しており、第5期(2022年3月期)と第6期第3四半期累計(2023年12月期)は1株当たり30円の配当を行っています。安定的な配当を維持しつつ、内部留保の蓄積にも注力している点が特徴的です。

タイトルとURLをコピーしました