株式会社ステムセル研究所の第25期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ステムセル研究所の最新の四半期決算が公開されました。この企業は、「さい帯血」や「さい帯」などの周産期組織を活用した再生医療や細胞治療の研究開発を行っている注目の企業です。第3四半期累計期間の売上高は1,884,907千円と、前年同期比19.4%増と大幅な増収となっています。また、営業利益も356,235千円と前年同期比36.2%増と好調な業績を残しています。同社は、新型コロナ禍の影響で制限されていたマーケティング活動が回復し、オンラインやSNSと相乗効果を発揮して過去最高の保管検体数を記録したことで、順調に事業を拡大できたようです。今後も再生医療分野での研究開発に注力し、安定的な利益成長が期待できそうです。

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企業情報

企業名: 株式会社ステムセル研究所
証券コード: E35563
決算期: 3月期

株式会社ステムセル研究所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ステムセル研究所の決算日は3月31日です。決算発表のスケジュールは、年間の有価証券報告書は6月中旬、四半期報告書は2月中旬、5月中旬、11月中旬にそれぞれ発表されます。

主な事業

株式会社ステムセル研究所は、「あたらしい命に、新しい医療の選択肢を。」をコーポレートスローガンとして掲げ、再生医療・細胞治療を目的とした「さい帯血」や「さい帯」等の周産期組織由来の細胞バンク事業及びそれらの細胞等を利用した新たな治療法、再生医療等製品の開発を行っています。また、不妊治療・出産・子育て等のフェムテック領域での事業開発や投資にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の業績は、売上高が1,884,907千円と前年同期比19.4%増営業利益が356,235千円と前年同期比36.2%増と好調な結果となっています。また、経常利益は358,401千円と前年同期比36.1%増、四半期純利益は254,981千円と前年同期比48.0%増と、各利益指標でも過去最高を更新しています。この背景には、新型コロナ禍の影響で制限されていたマーケティング活動の回復や、オンラインとリアルの相乗効果により過去最高の保管検体数が計上できたことがあげられます。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と各利益の推移を見ると、売上高は順調に増加し、経常利益も増加傾向にあることがわかります。特に当第3四半期までの業績は過去最高水準を記録しており、再生医療分野における同社の競争力の高さが示されています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ステムセル研究所の四半期連結貸借対照表を確認すると、資産、負債、純資産の状況が確認できます。

資産の部

当第3四半期会計期間末の資産合計は6,296,186千円となり、前事業年度末に比べ484,570千円増加しています。これは主に、投資有価証券の取得や長期預金への預入等により固定資産が増加したことによるものです。

負債の部

当第3四半期会計期間末の負債合計は3,707,266千円となり、前事業年度末に比べ194,239千円増加しています。これは主に、前受金が増加したことによるものです。

純資産の部

当第3四半期会計期間末の純資産合計は2,588,919千円となり、前事業年度末に比べ290,331千円増加しています。これは主に、四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものです。

ROAとROE

株式会社ステムセル研究所のROA(総資産利益率)は前年同期比で5.4%から4.0%に低下しています。一方、ROE(自己資本利益率)は前年同期比で7.6%から9.8%に上昇しています。これは、利益が増加したものの資産が大幅に増加したため、総資産に対する利益率は低下したものの、自己資本に対する利益率は上昇したと考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間のキャッシュフローの状況は開示されていませんが、過去の推移を見ると、営業活動によるキャッシュフローは黒字を維持しており、設備投資等の investing活動に充てられているものと思われます。また、財務活動によるキャッシュフローは、配当金の支払いがないため、プラスとなっていると推察されます。

配当の支払額

株式会社ステムセル研究所は、現在のところ配当を実施していません。積極的な事業投資と研究開発に注力し、企業価値の向上を目指しているためと考えられます。今後の業績次第では、株主還元策としての配当実施なども検討されるかもしれません。

今後の展望

株式会社ステムセル研究所は、さい帯血や さい帯などの周産期組織由来の細胞を活用した再生医療の研究開発に注力しています。特に、脳性麻痺や低酸素性虚血性脳症、自閉症スペクトラム障害などへの治療法開発が期待されています。また、不妊治療やフェムテック領域での新規事業開発や投資にも取り組んでおり、今後の事業拡大が期待できそうです。

編集部のまとめ

株式会社ステムセル研究所は、再生医療や細胞治療分野での研究開発に強みを持つ企業です。当第3四半期の業績は、売上高、各利益指標ともに過去最高を記録しており、同社の競争力の高さが示されています。今後も積極的な事業投資と研究開発に注力し、さらなる成長が期待できそうです。

株式会社ステムセル研究所の決算日や配当についてまとめました。

株式会社ステムセル研究所の決算日は3月31日で、年間の有価証券報告書は6月中旬、四半期報告書は2月中旬、5月中旬、11月中旬に発表されます。また、現在のところ同社は配当を実施していません。積極的な事業投資と研究開発に注力しているためと考えられます。

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