株式会社バッファローの第42期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

フードサービス
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社バッファローの最新の決算報告書をご紹介します。オートバックス事業飲食事業を展開する同社は、新型コロナウイルス感染症の影響から回復傾向にあり、前年同期比で3.3%増の売上高を記録しました。店舗の改装や専門スタッフの育成といった取り組みにより、顧客満足度向上と収益力強化を図ってきた成果が表れています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社バッファロー
証券コード: 33520
決算期: 2023年3月期

株式会社バッファローの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社バッファローの決算日は3月31日です。そのため、同社の決算発表は通常5月頃に行われます。今回の四半期決算は2023年12月31日時点の状況を報告したものとなります。

主な事業

株式会社バッファローは、オートバックス事業飲食事業を展開しています。オートバックス事業では、主にカー用品の販売や車検・整備などのサービスを提供しており、全国に店舗を展開しています。飲食事業では、焼肉ライクのフランチャイジーとして、新感覚の焼肉ファストフード店を運営しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高8,485,588千円(前年同期比3.3%増)、営業利益354,801千円(同12.2%減)、経常利益394,876千円(同9.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益246,605千円(同11.2%減)となりました。利益率については、売上高営業利益率は4.2%、売上高経常利益率は4.7%と堅調な水準を維持しています。

売上・利益の推移

同社の売上高は前年同期比で3.3%増となりました。オートバックス事業は3.9%増の7,991,291千円、飲食事業は5.3%減の494,297千円となりました。利益面では、営業利益が12.2%減、経常利益が9.8%減、親会社株主に帰属する四半期純利益が11.2%減となっています。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は8,544,176千円となり、前期末比で3.7%増加しています。流動資産は5,420,111千円、固定資産は3,124,065千円となっています。

資産の部

流動資産の主な内訳は、現金及び預金2,409,876千円売掛金1,069,207千円商品1,505,387千円などです。固定資産では、有形固定資産1,989,513千円投資その他の資産1,124,433千円などが主な内訳となっています。

負債の部

負債合計は2,418,393千円で、前期末比7.9%増加しています。流動負債は1,546,913千円、固定負債は871,480千円となっています。主な内訳は、流動負債の買掛金807,900千円、固定負債の退職給付に係る負債600,826千円などです。

純資産の部

純資産合計は6,125,783千円で、前期末比2.2%増加しています。自己資本比率は71.7%と高水準を維持しています。利益剰余金が4,845,180千円となっており、着実に積み上げられています。

ROAとROE

同社のROA(総資産利益率)は直近の決算において3.8%、ROE(自己資本利益率)は4.0%となっています。ROAについては、資産効率の改善により前期から0.2ポイントアップしています。一方でROEは利益率の低下に伴い前期から0.6ポイント減少しています。今後は収益性の向上によりROEの改善が期待されます。

キャッシュフロー

同社のキャッシュ・フローは営業活動によるキャッシュ・フローが366,600千円の減少となりました。これは主に税金の支払いと売上債権の増加によるものです。一方で投資活動によるキャッシュ・フローは133,005千円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは117,170千円の減少となっています。全体として366,600千円の減少となりましたが、期末の現金及び預金残高は2,409,876千円と健全な水準を維持しています。

配当の支払額

株式会社バッファローは、2023年6月20日開催の定時株主総会において、1株当たり25円の期末配当を決議しました。また、2023年10月31日開催の取締役会において、1株当たり25円の中間配当を決議しています。合計年間配当金は50円となり、前期比10円増加しています。株主還元を重視する企業姿勢が伺えます。

今後の展望

同社は「アフターコロナ」の新しい社会的ニーズの変化に対応するべく、オートバックス事業とフードサービス事業の改革を推し進めています。オートバックス事業では店舗の改装やスタッフの技術力向上に取り組み、また飲食事業では新メニューの提供などを通じて収益力の向上を目指しています。今後も顧客ニーズに合わせた経営を展開し、持続的な成長を図っていく方針です。

編集部のまとめ

株式会社バッファローは、オートバックス事業と飲食事業を柱に事業を展開している企業です。これまでコロナ禍の影響を受けていましたが、徐々に回復傾向にあり、今期の売上高は前年同期比3.3%増加しています。利益面では減益となったものの、依然として5%前後の高水準の利益率を維持しています。また、健全な財務体質と株主還元に力を入れていることが特徴と言えます。今後も新しい生活様式に対応した顧客ニーズを的確に捉えながら、事業拡大を目指していくことが期待されます。

株式会社バッファローの決算日や配当についてまとめました。

株式会社バッファローの決算日は3月31日で、通常5月頃に決算発表を行っています。同社は年間配当金を1株当たり50円と、前期比10円増額するなど、株主還元を重視した経営を行っています。今後も健全な財務基盤を活かし、新しい生活様式に対応した取り組みを進めることで、持続的な成長が期待されます。

タイトルとURLをコピーしました