日東紡績株式会社の第163期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

日東紡績株式会社の2023年12月期第3四半期の決算が発表されました。同社は合繊・無機材料の大手メーカーで、環境・エネルギー、デジタル化社会、健康・安心・安全の分野でグローバル・ニッチNo.1を目指しています。今期の業績は、ガラスファイバー関連事業の好調などから、売上高が680億円営業利益が57億円と堅調に推移しました。今後も持続可能な社会実現に向けた事業拡大が期待されます。

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企業情報

企業名: 日東紡績株式会社
証券コード: 31100
決算期: 3月期

日東紡績株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

日東紡績株式会社の決算日は3月31日で、年間決算を行います。 第3四半期決算は12月31日時点での決算となります。

主な事業

日東紡績株式会社は、グラスファイバー事業、ライフサイエンス事業、繊維事業を主な事業としています。グラスファイバー事業では、電子材料やエネルギー分野向けのスペシャルガラス、断熱材やガラスクロスなどを製造・販売しています。ライフサイエンス事業ではメディカル製品やド リンク事業を展開しています。また、繊維事業では合繊素材の製造・販売を行っています。環境・エネルギー、デジタル化社会、健康・安心・安全の分野で事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

第3四半期の業績は、売上高680億円営業利益57億円となりました。主力のガラスファイバー事業が好調に推移し、高付加価値品の販売が伸びたことで収益性も改善しています。営業利益率は8.4%と、安定した水準を維持しています。

売上・利益の推移

過去3年の売上高は、2022年3月期が875億円2023年3月期が会計年度ベースで875億円と概ね横ばいで推移しています。一方、営業利益は、2022年3月期が60億円2023年3月期が60億円と安定して推移しています。同社は高付加価値品の販売強化により、収益性の改善を進めています。

四半期連結貸借対照表について

第3四半期末の資産合計は1,994億円となり、前期末比138億円増加しました。主な要因は、受取手形及び売掛金の増加、棚卸資産の増加などです。負債合計は817億円で前期末比51億円の増加、純資産合計は1,177億円と前期末比88億円増加しました。自己資本比率は56.2%と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

流動資産は1,010億円と前期末比68億円増加しました。現金預金が減少しましたが、受取手形及び売掛金、棚卸資産が増加しています。固定資産は984億円と前期末比70億円増加しました。有形固定資産が増加したことが主な要因です。

負債の部

流動負債は478億円と前期末比118億円増加しました。支払手形及び買掛金、短期借入金が増加しています。固定負債は339億円と前期末比45億円減少しています。社債及び長期借入金の減少が主な要因です。

純資産の部

株主資本は1,020億円と前期末比33億円増加しました。利益剰余金が増加したことが主な要因です。その他の包括利益累計額は101億円と前期末比50億円増加しました。為替換算調整勘定及びその他有価証券評価差額金が増加したためです。

ROAとROE

同社のROAは直近3年度平均で3.6%、ROEは同5.7%となっています。ROAは、収益性の改善と資産効率化により緩やかな上昇傾向にあります。一方、ROEは株主資本の増加により、改善が見られます。今後もグローバル・ニッチNo.1戦略により、収益性と資本効率の向上が期待されます。

キャッシュフロー

第3四半期におけるキャッシュ・フローの状況は公表されていませんが、直近の通期ベースでは営業キャッシュ・フローが80億円の収入、投資キャッシュ・フローが40億円の支出、財務キャッシュ・フローが10億円の収入となっています。設備投資を中心とした積極的な事業投資を行いつつ、着実にキャッシュを創出しています。

配当の支払額

日東紡績株式会社は、年2回の配当を実施しています。直近の年間配当金は55円で、前期比5円増配となりました。配当性向は74.3%と、株主還元の強化に努めています。今後も安定的な配当の継続が期待されます。

今後の展望

日東紡績株式会社は、中期経営計画に基づき、環境・エネルギー、デジタル化社会、健康・安心・安全の分野で事業の拡大を目指しています。特に、高付加価値製品の販売強化により収益性の向上に取り組んでいます。一方で、原材料価格高騰などのコスト上昇要因にも対応し、業績の維持・向上を目指します。今後も持続可能な社会の実現に向けた事業展開に期待が高まっています。

編集部のまとめ

日東紡績株式会社は、環境・エネルギー、デジタル化社会、健康・安心・安全の分野で高付加価値製品の販売拡大に注力しており、収益性の改善と財務体質の強化に取り組んでいます。 第3四半期の業績は堅調で、営業利益率も8%台と高水準を維持しています。今後も持続可能な社会の実現に貢献する事業展開が期待されます。同社の株主還元もしっかりと行われており、業績と配当の継続的な向上が望めそうです。

日東紡績株式会社の決算日や配当についてまとめました。

日東紡績株式会社の決算日は3月31日で、 第3四半期決算は12月31日時点となります。また、同社は年2回(中間・期末)の配当を実施しており、直近の年間配当金は55円となりました。今後も安定的な配当の継続が期待されます。

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