松田産業株式会社の第75期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

松田産業株式会社の2023年12月期第3四半期決算報告書を見ると、同社の業績は前年同期と比べて増収減益となりました。売上高は271,388百万円と0.3%増加したものの、営業利益は7,181百万円と37.1%減少しています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 松田産業株式会社
証券コード: E02821
決算期: 3月

松田産業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

松田産業株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期決算の今回の決算報告は、2023年4月1日から2023年12月31日までの期間の業績となります。

主な事業

松田産業株式会社は、貴金属関連事業食品関連事業の2つの主力事業を展開しています。
貴金属関連事業では、電子デバイス分野を対象とした貴金属リサイクルや高機能電子材料の製造・販売を行っています。また、食品関連事業では水産品、畜産品、農産品などの食品加工原材料の販売を行っています。

今期の業績と利益率は?

当期の業績は、売上高271,388百万円と前年同期比0.3%増加しましたが、営業利益は7,181百万円と37.1%減少しました。
これは、貴金属関連事業の売上高及び営業利益が減少したことが主な要因です。食品関連事業は売上高が増加したものの、利益率の低下により営業利益は減少しています。

売上・利益の推移

長期的には、売上高は増加傾向にあります。一方で、利益率は変動が大きい状況です。事業環境の変化に応じて、収益力の向上に継続的に取り組む必要があるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末の総資産は144,246百万円で、前期末比15,038百万円増加しています。これは主に、受取手形及び売掛金、棚卸資産、有形固定資産の増加によるものです。
一方、負債合計は54,518百万円で、前期末比9,958百万円増加しています。これは主に、買掛金と短期借入金の増加によるものです。

資産の部

流動資産は99,269百万円と大幅に増加しています。現金及び預金のほかに、受取手形・売掛金と棚卸資産が大きく増加しています。固定資産も44,977百万円と増加しており、主に有形固定資産が増加しています。

負債の部

流動負債は40,010百万円と大幅に増加しており、買掛金と短期借入金が大きく増加しています。固定負債は14,508百万円と僅かな増加にとどまっています。

純資産の部

純資産は89,727百万円と前期末比5,079百万円増加しています。これは主に利益剰余金の増加によるものです。自己資本比率は62.0%と財務体質の健全性が維持されています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は3.7%、ROE(自己資本利益率)は6.0%となっています。前年同期と比べて、ROAは1.0ポイント、ROEは1.7ポイントそれぞれ減少しています。これは主に、経常利益率の低下によるものです。

キャッシュフロー

当期のキャッシュ・フローは、営業活動によって2,794百万円の減少、投資活動によって5,075百万円の減少、一方で財務活動によって7,800百万円の増加となりました。これにより現金及び現金同等物は12,478百万円となっています。

配当の支払額

当期の配当金は、中間配当が1株当たり30円、期末配当が1株当たり30円の年間60円となる見込みです。前期より1株当たり11円増配となっています。

今後の展望

松田産業株式会社は、貴金属リサイクルの取扱量拡大や高機能電子材料の製品開発、食品関連事業での新商品開発など、差別化と事業拡大に向けた取り組みを強化していく方針です。
不透明な経済環境が続く中、収益力の向上と財務基盤の強化に努め、企業価値の向上を目指していきます。

編集部のまとめ

松田産業株式会社の2023年12月期第3四半期決算では、売上高は前年同期比微増となったものの、利益率の低下により減益となりました。
今後は貴金属リサイクルや高機能電子材料、食品関連事業での新商品開発などを通じて、収益力の向上に取り組む方針です。財務体質の健全性は維持されており、堅実な企業活動が期待できそうです。

松田産業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

松田産業株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日までの期間の業績となります。
配当金は年間60円(中間30円、期末30円)と前期より1株当たり11円増配する見込みです。株主還元に積極的に取り組む姿勢が窺えます。

タイトルとURLをコピーしました