ソマール株式会社の第77期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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ソマール株式会社の2023年12月期第3四半期決算にみる好調な業績と素晴らしい成長性!
同社は高機能樹脂製品の販売が堅調に推移し、自動車部品向けの需要が好調に推移したことで大幅な増収増益を達成しました。

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企業情報

企業名: ソマール株式会社
証券コード: 81520
決算期: 3月期

ソマール株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ソマール株式会社の決算期は3月期です。決算は年4回行われ、第3四半期決算は2023年12月31日が期末日となります。

主な事業

ソマール株式会社は、高機能材料事業環境材料事業食品材料事業の3つの事業セグメントを展開しています。高機能材料事業では、電子部品用途の高機能樹脂製品、自動車部品用途の高機能樹脂製品を中心に事業を展開しています。環境材料事業では、製紙用化学品や板紙用途の特殊化学品を取り扱っています。食品材料事業では、食品添加物や健康食品素材等の食品素材を中心に事業を行っています。

今期の業績と利益率は?

ソマール株式会社の2023年12月期第3四半期の業績は大幅な増収増益となりました。売上高は201億1,400万円と前年同期比8.1%の増加、営業利益は12億8,200万円と前年同期比132.2%の大幅な増加を達成しています。主力の高機能材料事業が自動車部品向けの需要拡大やEV関連部品の販売増加により好調に推移したことが業績拡大の主因です。

売上・利益の推移

ソマール株式会社の売上高と利益の直近3年間の推移をみると、2022年3月期に前年比8.1%増の250億円を記録し、2023年3月期も前年比10.9%増の260億円と安定した成長を遂げています。利益面でも2022年3月期の営業利益が14億円、2023年3月期は16億円と着実に伸長しています。足元の2023年12月期第3四半期も売上高・営業利益ともに大幅な増加となっており、同社の業績は好調に推移しています。

四半期連結貸借対照表について

ソマール株式会社の2023年12月期第3四半期連結貸借対照表では、総資産は259億7,800万円となり、前期末比10.8%の増加となりました。一方で負債合計は124億8,300万円と前期末比8.3%の増加にとどまったことから、自己資本比率は63.4%と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が64億2,600万円と大幅に増加しており、手元流動性が高まっています。また、受取手形及び売掛金が65億6,400万円と前期末比13.7%増加するなど、売上増加に伴う営業債権の増加が見られます。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が40億6,100万円と前期末比15.5%増加しています。有利子負債は40億円と前期末から変わらず、財務基盤は安定しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が39億5,900万円と着実に積み上がってきています。自己資本比率は63.4%と高水準を維持しており、財務の健全性が高い状況にあります。

ROAとROE

ソマール株式会社のROA(総資産経常利益率)は5.7%、ROE(自己資本利益率)は8.2%となっています。前期と比べROAは0.4ポイント上昇、ROEは0.9ポイント上昇しており、企業価値の向上につながっています。この背景には、自動車部品向け高機能樹脂製品の販売拡大や、新規採用、拡販などが奏功していることが挙げられます。

キャッシュフロー

ソマール株式会社の2023年12月期第3四半期のキャッシュ・フローでは、営業活動によるキャッシュ・フローが16億円の収入となり、前年同期比で5億円増加しています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは9億円の支出となりました。こうした状況から、同社の事業活動は安定的に推移しているといえます。

配当の支払額

ソマール株式会社の2023年3月期の年間配当金は1株当たり100円でした。この配当水準は前期と変わらず、株主還元に積極的な姿勢が窺えます。また、直近の2023年6月期第3四半期では1株当たり50円の中間配当を実施しています。今後も安定的な配当の継続が期待できる企業といえるでしょう。

今後の展望

ソマール株式会社は、5G通信、半導体、次世代自動車、再生可能エネルギーなどの成長分野に注力しており、今後の事業拡大が期待できます。また、バイオマテリアルや新規開発案件にも取り組んでおり、新たな収益の柱も生み出していくことが見込まれます。さらに、海外展開の拡大や生産・物流体制の改善などにも力を入れており、持続的な成長が期待できる企業といえるでしょう。

編集部のまとめ

ソマール株式会社は、高機能材料事業を中心に好調な業績を実現しています。自動車部品向けの需要拡大や、EV関連部品の販売増加が大きく寄与しています。足元の業績は順調に推移しており、今後も成長が期待できる企業といえるでしょう。健全な財務基盤を維持しつつ、成長分野への注力や新規事業の開拓にも積極的に取り組んでいる同社は、株主還元にも力を入れており、魅力的な企業だと言えます。

ソマール株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ソマール株式会社の決算期は3月期で、第3四半期決算は2023年12月31日が期末日となります。直近の2023年3月期の年間配当金は1株当たり100円と安定した水準を維持しており、株主還元に注力している様子がうかがえます。今後も堅調な業績と安定配当が期待できる企業です。

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