株式会社ＡＶｉＣの最新決算が発表されました。デジタルマーケティング業界のリーディングカンパニーである同社は、大幅な売上増を達成し、好業績を収めました。今回の決算は同社の強さを示す内容となっているので、さっそく詳しくお伝えしていきましょう。
企業情報
企業名: 株式会社ＡＶｉＣ
証券コード: E37744
決算期: 2023年10月1日~2024年9月30日
株式会社ＡＶｉＣの決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社ＡＶｉＣの決算期は9月30日です。第1四半期の決算は2023年12月31日に発表されました。年間4回の四半期決算を行い、本決算は2024年11月に発表される予定です。
主な事業
株式会社ＡＶｉＣは、デジタルマーケティング事業を主力としています。インターネット広告やSEOコンサルティングなどのサービスを展開し、企業のデジタル領域での販促・マーケティング活動を支援しています。近年のデジタル化の進展に伴い、同社の事業は急成長を遂げています。
今期の業績と利益率は？
当第1四半期の売上高は475,152千円と大幅に増加しました。営業利益は82,316千円、経常利益は74,578千円と非常に高い水準を達成しています。同社のデジタルマーケティングサービスに対する需要が引き続き強く、収益力の高さを示しています。
売上・利益の推移
前期の業績は売上高が1,723,249千円、営業利益が238,767千円と大幅な増加となりました。今期もこの好調な推移を続けており、4四半期連続の増収増益を達成しています。デジタル化の需要を着実に取り込んでおり、今後も業績の拡大が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
当第1四半期末の資産合計は2,010,288千円となっています。うち流動資産が1,419,558千円、固定資産が590,729千円です。一方、負債合計は704,309千円で、純資産は1,305,978千円となっています。財務体質は非常に健全で、順調な事業展開が期待されます。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が629,983千円、売掛金が676,123千円となっています。固定資産では無形固定資産の290,761千円が大きな割合を占めています。事業基盤が着実に強化されています。
負債の部
負債の部では、買掛金が330,991千円、短期借入金が50,000千円となっています。長期借入金も97,022千円あり、必要に応じて資金調達を行っています。負債の水準は高くなく、健全な財務状況を維持しています。
純資産の部
純資産の部では、資本金が195,351千円、資本剰余金が449,551千円、利益剰余金が657,890千円となっています。着実に自己資本が蓄積されており、自己資本比率64.8%と非常に健全な水準を保っています。
ROAとROE
当第1四半期のROAは13.7%、ROEは16.3%と非常に高い水準を維持しています。これは同社のデジタルマーケティングサービスの収益性の高さを示しており、資産効率や資本効率も優れています。今後も高収益体質を維持していくことが期待されます。
キャッシュフロー
当第1四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは94,449千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは△298,143千円の支出となっています。株式交換によりFACT社を子会社化したことなどで投資は増加していますが、営業活動での強い収益力により、十分な手元流動性を確保できています。
配当の支払額
当社は現時点では配当を行っていません。事業成長に必要な投資に資金を振り向けることで、中長期的な企業価値の向上を目指しています。今後、業績と財務状況を勘案しながら、株主還元策を検討していく方針です。
今後の展望
株式会社ＡＶｉＣは、デジタルマーケティング市場の急成長を背景に、今後も高い成長が期待されます。子会社化したFACT社との事業シナジー効果も期待できることから、更なる業績拡大が見込まれます。同社は財務基盤も非常に強固であり、企業価値の向上が期待できる銘柄といえるでしょう。
編集部のまとめ
株式会社ＡＶｉＣの決算では、大幅な増収増益を達成し、高い収益性を示しました。デジタルマーケティング分野における圧倒的なシェアを誇る同社は、今後も事業拡大が期待できそうです。財務体質も非常に健全で、中長期的な成長が期待できる注目の企業です。
株式会社ＡＶｉＣの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ＡＶｉＣの決算日は9月30日で、第1四半期決算は2023年12月31日に発表されました。同社は現時点では配当を行っておらず、事業投資に資金を回しているようですが、今後の業績と財務状況を見ながら、株主還元策を検討していく方針です。
