AeroEdge株式会社の第9期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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AeroEdge株式会社の2023年12月期第2四半期決算が発表されました。航空機部品の受注が好調な中、売上高と利益も順調に推移しています。本記事では、同社の経営状況や業界動向、今後の展望などをご紹介します。

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企業情報

企業名: AeroEdge株式会社
証券コード: 74090
決算期: 6月

AeroEdge株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

AeroEdge株式会社の決算は、6月決算となっています。また、今回の四半期決算は第2四半期(2023年7月1日~12月31日)の決算になります。

主な事業

AeroEdge株式会社は、航空機エンジン部品の製造を主な事業としています。同社の主力製品はチタンアルミ製の低圧タービンブレードで、代表的な搭載エンジンであるLEAPエンジンに採用されています。航空機メーカーであるAirbus社やBoeing社が手掛けるA320neoシリーズやB737MAXには、このLEAPエンジンが搭載されているため、同社の業績は航空機の需要動向に大きく影響されます。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第2四半期の決算では、売上高1,455,604千円、営業利益184,389千円、経常利益172,810千円、四半期純利益150,827千円を計上しました。営業利益率は12.7%と、堅調な業績を維持しています。
とりわけ航空機需要の回復を背景に、主力のチタンアルミブレードの販売が順調に推移したことが業績を押し上げています。

売上・利益の推移

AeroEdge株式会社は、直近の第8期(2022年6月期)まで業績が低迷していましたが、第9期(2023年6月期)第2四半期累計期間では大幅な増収増益となりました。
同社の主力製品であるチタンアルミブレードの販売が回復基調に転じており、今後も航空機需要の拡大が見込まれることから、業績は継続的に改善していくと期待されています。

四半期連結貸借対照表について

AeroEdge株式会社の2023年12月期第2四半期末の貸借対照表は以下の通りです。

資産の部

総資産は6,621,406千円と、前期末比で約8億円増加しています。主な内訳は、現金・預金の増加や有形固定資産(生産設備)の増加などです。
財務体質も自己資本比率38.4%と健全な水準を維持しています。

負債の部

負債合計は4,072,318千円で、前期末比で約1億円減少しました。有利子負債が減少した一方で、開発業務の前受金が増加したことが主な要因です。

純資産の部

純資産は2,549,087千円と、前期末比で9億円以上増加しています。これは、株式上場に伴う新株発行による資本金・資本剰余金の増加が主な要因です。

ROAとROE

同社のROAは2.3%、ROEは6.2%となっています。
航空機関連事業の特性上、設備投資が多額に必要となるため、資産効率(ROA)は低めに推移する傾向にありますが、株式上場を通じた自己資本の増強で、ROEは改善傾向にあります。今後も航空需要の回復に合わせた生産拡大により、収益性の向上が期待されています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは646,076千円のプラスとなりました。一方、有形固定資産の取得などの投資活動によるキャッシュ・フローは△595,055千円の支出となっています。
財務活動によるキャッシュ・フローは、株式発行による収入などから519,208千円のプラスとなり、現金及び現金同等物の四半期末残高は2,298,332千円と、前期末比で約5.7億円増加しています。

配当の支払額

AeroEdge株式会社は、設備投資などの資金需要が高いため、2023年6月期まで配当を行っていません。今後、業績が安定的に推移し、キャッシュ・フローの余力が出てきた段階で、株主還元策の検討が期待されます。

今後の展望

AeroEdge株式会社は、航空機需要の回復に伴い、チタンアルミブレードの販売拡大が見込まれます。また、新材料の開発など、チタンアルミブレード以外の事業も強化しており、収益基盤の多様化が進んでいます。
この他にも、製造設備の増強や新工場建設など、生産能力拡充に向けた積極的な設備投資にも取り組んでおり、今後の業績拡大が期待されます。

編集部のまとめ

AeroEdge株式会社は、航空機需要の回復を追い風に、主力製品であるチタンアルミブレードの販売が好調に推移しているほか、新材料の開発など新規事業にも注力しています。
財務基盤も健全化が進んでおり、今後の収益拡大が期待できる銘柄だと言えるでしょう。

AeroEdge株式会社の決算日や配当についてまとめました。

AeroEdge株式会社の決算は6月決算で、今回発表された2023年12月期第2四半期決算は、同社の第2四半期(2023年7月1日~12月31日)の決算です。
同社は設備投資需要が高いことから、2023年6月期まで配当を行っていませんが、今後の業績次第では、株主還元の検討も期待されます。

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