
| 決算期 | 売上高 | 経常利益 | 純利益 | 1株配当 | ROE |
|---|---|---|---|---|---|
| 22/2 | 2015.82億円 | 81.66億円 | 49.17億円 | 55円 | 9.4% |
| 23/2 | 2425.52億円 | 120.26億円 | 75.4億円 | 60円 | 13.3% |
| 24/2 | 2755.96億円 | 183.89億円 | 135.13億円 | 85円 | 20.9% |
| 25/2 | 2931.1億円 | 159.64億円 | 96.14億円 | 90円 | 13.1% |
| 26/2 | 3043.51億円 | 168.27億円 | 94.98億円 | 90円 | 12% |
株式会社アンドエスティHD(証券コード26850)の決算情報を、投資をこれから学ぶ方にもわかりやすくまとめました。直近5期分の売上高や利益、配当の動きを順番に見ていきます。数字は有価証券報告書をもとにしていますので、会社の状態をつかむ手がかりとしてご活用ください。
株式会社アンドエスティHDの会社概要
株式会社アンドエスティHDは、社名の末尾に「HD(ホールディングス)」が付くことからわかるとおり、グループ全体をまとめる持株会社です。持株会社とは、自社で大きな事業を直接おこなうのではなく、傘下の事業会社の株式を保有し、グループ経営の方針づくりや資源配分の役割を担う会社のことをいいます。そのため、実際の売上や利益はグループ各社を合算した「連結」の数字で見るのが基本になります。
このページでも、以下では連結ベースの主要な指標をもとに業績を確認していきます。具体的な事業の中身やブランド、店舗・サービスの詳細については、年度や組織再編によって変わることがあります。最新かつ正確な事業内容は、会社の公式IR(投資家向け情報)でご確認いただくのが確実です。ここでは、決算の数字そのものから読み取れる傾向を中心に整理します。
最新の決算ポイント
最新期(26/2)の連結業績は、経常利益が168.27億円、純利益が94.98億円となりました。経常利益は会社が本業と財務活動を合わせて稼ぐ力を示す利益、純利益は税金などを差し引いて最終的に手元に残る利益と考えるとイメージしやすいです。
前期(25/2)と比べると、経常利益は159.64億円から168.27億円へと8.63億円ほど増え、おおよそ5%の増益となりました。一方で純利益は96.14億円から94.98億円へと1.16億円ほど、率にして1%強の小幅な減少です。本業に近い段階の利益が伸びつつ、最終的な純利益はほぼ横ばいで着地した、という姿になります。利益は税金や一時的な費用の影響でも上下するため、経常利益と純利益の動きが必ずしも一致しないのはよくあることです。いずれの利益も黒字を確保している点は、安定感を見るうえでの一つの目安になります。
業績の推移
過去5期の売上高は、22/2が2015.82億円、23/2が2425.52億円、24/2が2755.96億円、25/2が2931.1億円、26/2が3043.51億円と、毎期ふえ続けています。5期前と比べると売上はおよそ1.5倍の規模になり、3000億円台に乗せてきました。右肩上がりで売上を積み上げてきた点は、事業がしっかり拡大してきたことをうかがわせます。
利益面を見ると、経常利益は81.66億円→120.26億円→183.89億円と24/2まで大きく伸びたあと、25/2は159.64億円、26/2は168.27億円という推移です。純利益も49.17億円→75.4億円→135.13億円と24/2でピークを付け、その後は96.14億円、94.98億円となっています。つまり、売上は一貫して伸びる一方で、利益は24/2に一度高い水準を付け、そこからはやや落ち着いた水準で推移している、という読み方ができます。売上の伸びがそのまま利益の伸びに直結しない時期があるのは、仕入れや人件費などのコスト動向が影響するためで、企業活動ではよく見られる動きです。
会社の規模をあらわす総資産は1396.88億円、そのうち返済不要の自己資本にあたる純資産は818.23億円です。総資産に占める純資産の割合(自己資本比率)はおよそ59%で、財務の土台は比較的しっかりしていると見ることができます。
配当の状況
1株あたりの配当金は、22/2が55円、23/2が60円、24/2が85円、25/2が90円、26/2が90円と推移しています。5期前の55円から90円へと水準を引き上げてきており、利益の拡大に合わせて株主への還元を手厚くしてきた流れが読み取れます。直近の25/2と26/2は90円で並んでおり、いったん安定した水準で維持されている形です。
あわせて、株主資本に対してどれだけ利益を上げたかを示すROE(自己資本利益率)は最新期で12%です。ROEは効率よく稼げているかを見る指標で、一般的に高いほど資本を上手に使えているとされます。配当の動きとあわせて、還元と稼ぐ力のバランスを見る材料になります。
株主優待
株主優待については、実施の有無や内容が見直されることがあり、ここで断定的にお伝えすることは控えます。優待を重視して投資を検討される場合は、最新の優待内容や対象となる条件(必要な株数や権利確定の時期など)を、会社の公式IRでご確認ください。優待は配当と並ぶ株主還元の一つですが、変更・新設・廃止が起こりうる点はあらかじめ知っておくと安心です。
決算発表スケジュール
同社の決算期は2月で、1年間の成績をまとめる本決算にあたります。一般的に、2月決算の会社は本決算の内容を、決算期末からおよそ1〜2か月後にあたる春先(おおむね4月前後)に発表することが多い傾向です。実際の発表日は会社が事前に公表しますので、正確な日程は公式IRの決算発表予定でご確認ください。期の途中には四半期ごとの業績も開示されるため、こまめにチェックすると変化を早めにつかめます。
よくある質問
Q:決算はいつ発表されますか? A:決算期は2月で、本決算はおおむね春先(4月前後)に発表される傾向があります。確定した日程は公式IRでご確認ください。
Q:配当はどのくらいですか? A:1株あたりの配当金は直近の25/2・26/2がともに90円で、5期前の55円から段階的に引き上げられてきました。
Q:株主優待はありますか? A:優待は内容が見直される場合があるため、実施の有無を含め最新情報を公式IRでご確認ください。
本記事は情報提供を目的としたもので、投資を勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。掲載数値はEDINET提出書類・Yahoo!ファイナンス等に基づきますが、正確性を保証するものではありません。














