フリージア・マクロス株式会社の第3四半期決算報告が発表されました。業界大手のこの企業は、製造供給事業、住宅関連事業、投資・流通サービス事業の3つのセグメントで事業展開しており、安定的な業績を上げ続けています。
企業情報
企業名: フリージア・マクロス株式会社
証券コード: 63430
決算期: 3月決算
フリージア・マクロス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
フリージア・マクロス株式会社の決算期は3月決算で、第3四半期の決算発表は2月14日に行われています。通期の決算発表は毎年6月に行われます。
主な事業
フリージア・マクロス株式会社は、製造供給事業、住宅関連事業、投資・流通サービス事業の3つのセグメントで事業を展開しています。主力の住宅関連事業では、防蟻、防水、断熱工事など住宅の性能向上に関する工事を手がけており、幅広い顧客層を持っています。また、製造供給事業では押出機や試験機の製造・販売などを行い、企業向けの製品供給も担っています。
今期の業績と利益率は？
当第3四半期の売上高は5,080百万円と前年同期比で5.1%減少しましたが、営業利益は811百万円と前年同期比で2.5%減少にとどまりました。主力の住宅関連事業の利益率が高かったことから、全体の営業利益率は16.0%と高い水準を維持しています。
売上・利益の推移
直近3年間の売上高は7,034百万円から5,080百万円と推移しています。一方で経常利益は、前年同期比16.0%減の1,111百万円となりました。安定した売上と収益力を維持しつつ、原価管理にも注力しているようです。
四半期連結貸借対照表について
フリージア・マクロス株式会社の四半期連結貸借対照表は、総資産が前期末比2,194百万円増加の29,206百万円となっています。主な増加要因は、投資有資証券の増加です。一方、負債は前期末比503百万円増加の12,613百万円となり、純資産は前期末比1,690百万円増加の16,593百万円となりました。
資産の部
資産の部では、投資有価証券が前期末から1,049百万円増加し、4,836百万円となっています。一方で、現金及び預金は前期末より439百万円減少し、1,626百万円となっています。
負債の部
負債の部では、長期借入金が前期末より244百万円増加し、7,816百万円となっています。一方で、未払法人税等が前期末より168百万円減少し、152百万円となっています。
純資産の部
純資産の部では、その他有価証券評価差額金が前期末より851百万円増加し、1,445百万円となっています。一方で、利益剰余金は前期末より398百万円増加し、5,693百万円となっています。
ROAとROE
フリージア・マクロス株式会社のROAは3.6%、ROEは5.6%となっています。ROAは前年同期比0.7ポイント減、ROEは3.2ポイント減少しています。これは主に、利益が減少したことによるものです。ただし、自己資本比率は35.4%と健全な水準を維持しているため、今後の更なる利益向上が期待されます。
キャッシュフロー
当第3四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は開示されていませんが、前年同期のキャッシュ・フロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローが104百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが254百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが645百万円の収入となっています。
配当の支払額
フリージア・マクロス株式会社は、1株当たり0.50円の期末配当を行っています。この配当水準は前期と同水準で、安定的な配当政策を維持しています。
今後の展望
フリージア・マクロス株式会社は、引き続き主力の住宅関連事業を中心に事業展開を進めていくとしています。また、製造供給事業や投資・流通サービス事業においても、新たな事業機会の創出に努めていく方針です。今後の経済情勢や建設需要の動向によっては業績への影響も予想されますが、同社は安定した収益基盤と健全な財務体質を持っているため、中長期的な成長が期待できる企業といえるでしょう。
編集部のまとめ
フリージア・マクロス株式会社は、主力の住宅関連事業を中心に安定した業績を維持しています。また、財務体質も健全で、今後の成長が期待できる企業といえます。一方で、経済情勢の変化による影響にも注意が必要です。業績推移や配当動向、中長期的な成長戦略などに注目していきたいと思います。
フリージア・マクロス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
フリージア・マクロス株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期の決算発表は2月14日に行われました。また、同社は1株当たり0.50円の期末配当を実施しており、安定的な配当政策を維持しています。今後も同社の動向に注目していきましょう。
