株式会社ミダックホールディングスの第60期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

その他メーカー
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ミダックホールディングスの直近の決算が発表されました。第60期第3四半期の業績をご紹介します。同社は廃棄物処分事業と収集運搬事業を展開する持株会社で、主力の最終処分場「奥山の杜クリーンセンター」などの好調な操業を背景に、売上高と利益が前年同期を2ケタ増しています。今後も M&A投資を加速し、成長基盤の強化を進めていく方針のようです。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社ミダックホールディングス
証券コード: E33577
決算期: 3月期

株式会社ミダックホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ミダックホールディングスの決算期は3月期で、今回発表されたのは2023年12月31日を期末とする第60期第3四半期の決算報告です。毎年5月と2月に本決算と四半期決算を行っています。

主な事業

株式会社ミダックホールディングスは、最終処分場の運営を中核とする廃棄物処分事業産業廃棄物・一般廃棄物の収集運搬事業を展開しています。また、廃棄物の仲介管理事業も手がけています。直近では砕石製造業し尿収集運搬業を手がける企業を相次いで買収し、事業領域を拡大しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の連結業績は、売上高6,895百万円営業利益2,451百万円経常利益2,399百万円親会社株主に帰属する四半期純利益1,251百万円となりました。前年同期比で売上高は19.8%増営業利益は26.4%増経常利益は26.6%増と大幅な増益となっています。利益率も営業利益率35.5%経常利益率34.8%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

同社の直近の業績推移を見ると、2023年3月期の連結業績は、売上高7,771百万円、営業利益2,692百万円、経常利益2,692百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,685百万円と、過去最高を記録しました。その流れを受けて、当第3四半期の業績も引き続き好調に推移しています。今後も内部成長とM&A投資による外部成長で、さらなる業績拡大が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の連結貸借対照表では、資産合計25,893百万円負債合計13,765百万円純資産12,127百万円となっています。前期末と比べ、資産は4,286百万円増加、負債は3,142百万円増加、純資産は1,143百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が7,893百万円と、前期末から1,352百万円増加しています。また、土地が4,581百万円と大幅に増加しており、M&Aにより事業基盤が強化されています。

負債の部

負債の部では、短期借入金が4,090百万円と大幅に増加しています。これは、M&A資金の調達によるものと考えられます。一方、長期借入金は5,246百万円と減少傾向にあります。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が7,208百万円と着実に積み上がっています。また、自己資本比率は46.7%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

直近のROA(総資産経常利益率)が9.3%ROE(自己資本利益率)が10.3%となっています。前期末と比べ、ROAは0.6ポイント低下、ROEは0.8ポイント低下しています。これは、M&A投資による資産の増加と、対応する利益の伸び悩みによるものと考えられます。今後は、M&Aによる事業拡大とともに、稼ぐ力の向上が課題となるでしょう。

キャッシュフロー

当第3四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比で1,725百万円増加の2,091百万円のプラスとなりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは、2,184百万円のマイナスとなっています。これは、M&A投資に伴う支出が主な要因と考えられます。財務活動によるキャッシュ・フローは、1,445百万円のプラスとなっています。全体としては、現金及び預金が1,352百万円増加しており、健全な資金繰りが維持されています。

配当の支払額

当社では、年2回の配当を行っており、当期の年間配当金は1株当たり10円を予定しています。第2四半期末には5円を実施し、期末にも5円の配当を予定しています。配当性向は、16.3%となっています。

今後の展望

今後の事業展開としては、M&A投資の加速と、既存事業の収益力強化が重要な課題となっています。2027年3月期を最終年度とする第1次中期経営計画に基づき、「奥山の杜クリーンセンター」などの最終処分場における受託量の確保やコスト管理の徹底に加え、新規事業領域の拡大に取り組んでいきます。これにより、持続的な成長と企業価値の向上を目指す方針です。

編集部のまとめ

株式会社ミダックホールディングスは、最終処分場の運営を中核とする廃棄物処分事業と収集運搬事業を展開する企業です。第60期第3四半期の業績は、前年同期比で2ケタ増収・2ケタ増益と好調に推移しました。今後も内部成長とM&A投資による事業拡大を加速させ、企業価値の向上に取り組んでいく方針のようです。同社の決算報告から、堅実な経営と成長への意欲が感じ取れます。

株式会社ミダックホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ミダックホールディングスの決算期は3月期で、年2回の配当を実施しています。直近の業績は2ケタ増収・2ケタ増益と好調で、年間配当金は1株当たり10円を予定しています。今後も内部成長とM&A投資を加速し、企業価値の向上を目指すことが分かりました。

タイトルとURLをコピーしました