年複数回のホテル宿泊を楽しみたい投資家に向けて、複数回の宿泊特典が得られる株主優待を厳選しました。鉄道・不動産・ホテルを手掛ける企業10社を紹介します。100株から始められるものも多く、長期保有でさらに優待内容が充実するのが魅力です。家族との旅行やビジネス利用など、ライフスタイルに合わせた宿泊優待を見つけることができます。
選定基準
- 年複数回の宿泊特典があることを最優先に選定。1年で複数回ホテルを利用できる優待を重視しました
- 100株以上の少額から始められるものを優先。初心者でも投資しやすい銘柄を選びました
- 長期保有でさらに優待が増える制度があるかを確認。継続保有者への優遇がある銘柄を選定しました
- 複数のホテルブランドが利用できるなど、選択肢の幅が広い優待を重視しました
1. JR西日本 (9021)

北陸・近畿・中国地方を中心に鉄道事業を展開する大手私鉄です。関西圏から山陽新幹線、北陸新幹線に至るまで広大なネットワークを保有。グループ企業にはホテルチェーン、百貨店、旅行代理店など多くの関連事業があり、これらが融合した充実した優待制度が特徴です。特に沿線地域の観光地へのアクセスが良好で、旅行好きには最適な銘柄といえます。
株主優待の中身
ホテルズでの宿泊が年6回まで利用可能です。100株以上で年3枚の宿泊優待が貰え、400株以上なら年最大6枚。ヴィアインホテルズでは公式料金から1,000円の割引が毎回受けられます。さらに3年以上保有すると追加特典が用意されており、継続保有のメリットが大きいです。
権利確定は3月と9月の年2回。毎年春と秋に計画的に宿泊を組める点が魅力です。
こんな人におすすめ
関西圏で移動が多い方や、西日本への旅行を頻繁にする方に最適です。宿泊だけでなく駅ナカでの食事割引や百貨店での割引も受けられるため、トータルで優待を活用したい投資家向けです。
| 最低投資額(目安) | ¥278,650(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→ホテルズ宿泊3枚/年、3年以上保有で追加1枚 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有で追加特典) |
| 単元株数 | 100株 |
2. 東急不動産ホールディングス (3289)

首都圏を中心に住宅事業を展開する総合不動産企業です。商業ビル開発や高級リゾート施設、再生可能エネルギー事業まで幅広く手掛けています。特にホテルハーヴェストというリゾートホテルブランドを保有しており、全国各地での優雅な宿泊体験を提供しています。女性や初心者投資家にも人気の銘柄です。
株主優待の中身
ホテルハーヴェスト宿泊券が年2回~年8回まで利用可能です。100株で年2枚、500株で年4枚、1,000株で年8枚が貰えます。これに加えて、ROKU KYOTO や軽井沢KIKYOなど高級ホテルチェーンも優待料金で複数回利用できます。権利確定が3月と9月の年2回なので、年間を通じて計画的に宿泊できます。
3年以上の長期保有で株主優待ポイントが最大1.5倍に割増されます。焦らず保有を続けるほど、実質的な優待内容が充実していきます。
こんな人におすすめ
年2回以上の家族旅行を計画している方に最適です。首都圏の実績あるホテルブランドを多数利用でき、ビジネス利用も可能です。都会と地方の両方での宿泊を楽しみたい投資家に向いています。
| 最低投資額(目安) | ¥132,600(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→ホテルハーヴェスト宿泊2枚/年、500株→4枚/年 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有で優待ポイント1.5倍) |
| 単元株数 | 100株 |
3. JR東日本 (9020)

国内最大の鉄道会社で、東北から関東にかけて広大なネットワークを保有します。駅ナカ物販事業や不動産賃貸が成長の柱で、さらに「Suica」の展開にも注力しており、日常生活に密着した企業です。グループ企業も充実しており、宿泊から飲食まで幅広い優待が提供されています。
株主優待の中身
電子版株主サービス券で複数のホテル割引が年間を通じて利用可能です。「株主さま優待価格宿泊券」がサービス内に含まれており、提携ホテルで割引料金での宿泊ができます。100株以上で毎年6月下旬に券が発行され、2年以上保有で追加券が1枚増配されます。駅レンタカー、高速バス割引など宿泊周辺サービスも充実しています。
電子版での配信なので、スマートフォンで手軽に利用できます。紙冊子の郵送も選べるため、スタイルに合わせて選択可能です。
こんな人におすすめ
関東~東北への移動が多く、複数施設を利用したい方に向いています。鉄道利用と組み合わせて、旅行全体を効率的にコストダウンしたい投資家向けです。デジタルサービスをよく使う方にも最適です。
| 最低投資額(目安) | ¥363,900(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→電子版株主サービス券1冊/年、2年以上保有で追加券1枚 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(2年以上保有で追加加算) |
| 単元株数 | 100株 |
4. JR九州 (9142)

九州全域の鉄道事業を主軸に、観光列車で人気を集める大手私鉄です。不動産や流通など非鉄道事業が過半を占めており、グループの総合力が強いのが特徴。特に観光地へのアクセスが良好で、九州旅行を楽しむ投資家から人気を集めています。
株主優待の中身
JR九州グループホテルズの電子優待券が毎年もらえ、複数施設で利用可能です。100株以上で2,500円相当が年1回もらえ、2年以上保有すると追加1,000円相当が加算されます。また鉄道乗車券も複数枚もらえるため、宿泊と移動がセットで優待を受けられる点が優れています。
電子優待券は1円単位で利用でき、ポイント感覚で複数回に分けて使えます。旅行の計画に合わせて柔軟に使用できます。
こんな人におすすめ
九州への旅行・出張が多い方や、観光列車での旅を楽しみたい投資家に最適です。少額投資で電子優待ポイントを獲得でき、自由度高く宿泊施設を選びたい方向けです。
| 最低投資額(目安) | ¥362,000(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→電子優待券2,500円相当/年、2年以上保有で追加1,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(2年以上保有で1,000円相当追加) |
| 単元株数 | 100株 |
5. 東急 (9005)

東急グループの中核企業で、私鉄最大の乗客数を誇ります。渋谷をはじめとした沿線の大規模な都市再開発に注力しており、まちづくり全体を手掛けています。グループには高級ホテルチェーンが多数あり、これらを優待で利用できるのが大きなメリットです。
株主優待の中身
東急ホテルズの宿泊割引が年間複数回利用でき、30%割引が適用されます。100株で年4枚、500株で年8枚の割引券が貰えます。加えて飲食割引券も同時にもらえるため、宿泊と食事がセットで割引になるのが特徴です。3年以上保有で割引枚数が大幅に増加し、さらにお得になります。
権利確定が3月と9月の年2回のため、春と秋に計画的に優待を活用できます。ストア割引や百貨店割引も同時に受けられます。
こんな人におすすめ
都市圏での週末旅行を頻繁にする方や、東急グループのホテル利用が多い投資家に向いています。30%割引という実質的な節約効果を求める方や、確実に年複数回の宿泊を計画している方に最適です。
| 最低投資額(目安) | ¥161,900(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→東急ホテルズ割引券4枚/年(30%割引)、3年以上保有で増加 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有で割引枚数大幅増加) |
| 単元株数 | 100株 |
6. 京王電鉄 (9008)

新宿以西を地盤とする大手私鉄で、不動産、ホテル、百貨店など多角経営を展開しています。立体交差化により沿線の活性化を推進中で、将来性の高い銘柄です。複数のホテルブランドを保有しており、多様な宿泊オプションが提供されています。初心者投資家にも人気です。
株主優待の中身
京王プラザホテルチェーンの割引が年複数回利用でき、複数のホテルブランドに対応しています。500株以上で優遇宿泊料金が年10枚、1,000株以上で年20枚が利用でき、さらに京王プレッソイン、プレリアホテルなど複数ホテルブランドが対象となります。飲食割引も同時に提供されています。
最低投資額が比較的低めで、この10社の中で初期投資を抑えられる銘柄です。ホテル以外の割引クーポンも豊富です。
こんな人におすすめ
京王線沿線の方や関東圏での週末旅行を多くする投資家に最適です。複数のホテルブランドから選べるため、利用スタイルに応じた宿泊が可能です。少額から株主優待を始めたい初心者向けです。
| 最低投資額(目安) | ¥74,400(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 500株→京王プラザホテル割引10枚/年、その他複数ホテルブランド対象 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有で割引枚数増加) |
| 単元株数 | 100株 |
7. 近鉄グループホールディングス (9041)

営業キロ数が私鉄で最長を誇る大手鉄道企業です。グループの総合力は業界最大級で、百貨店、ホテル、不動産など多角経営を展開しています。特に関西圏での存在感が強く、関西への旅行・出張が多い投資家に人気です。質の高いグループ施設が多いのが特徴です。
株主優待の中身
近鉄沿線施設の優待券が複数枚もらえ、1枚につき5名まで利用可能です。志摩スペイン村の約20%割引パスポートや、伊勢志摩温泉の割引もセットでもらえます。100株以上で年6枚分の施設優待が利用でき、1年以上の保有で乗車券も追加でもらえます。家族や団体での利用に向いています。
宿泊施設だけでなく、観光施設やテーマパークも優待対象に含まれています。ファミリー旅行が多い方には特におすすめです。
こんな人におすすめ
関西圏への家族旅行を計画している方や、複数人での利用を想定している投資家に最適です。テーマパークや温泉施設も利用したい方に向いています。観光地での幅広い優待を求める方向けです。
| 最低投資額(目安) | ¥350,000(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→近鉄沿線施設優待3枚/年、志摩スペイン村約20%割引も対象 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上保有で乗車券追加) |
| 単元株数 | 100株 |
8. 霞ヶ関キャピタル (3498)

不動産コンサルティング業を主軸に、再生可能エネルギー発電施設や投資用不動産の開発を手掛ける企業です。自社ホテルブランドを複数保有しており、株主優待ポイントで宿泊できるシステムが特徴的です。ポイント制度により、自由度の高い宿泊計画が立てられます。
株主優待の中身
自社ホテルブランドの宿泊に使える優待ポイントが毎年もらえ、複数回に分けて利用可能です。100株で年間2,500~3,750ポイント(保有期間で変動)がもらえ、4年以上保有すると3,750ポイントへ割増されます。ポイントは繰越が1回できるため、複数宿泊を計画する際に融通が利きます。
ポイント制のため、価格変動に左右されず自由に計画できます。プレミアム優待倶楽部に参加すれば、さらに交換オプションが広がります。
こんな人におすすめ
自由度の高い宿泊予約を希望する投資家や、ホテルブランドの使い分けをしたい方に向いています。ポイント制度を活用して計画的に年複数回の宿泊を考えている方に最適です。
| 最低投資額(目安) | ¥638,000(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→ホテル宿泊ポイント2,500~3,750ポイント/年、保有期間で変動 |
| 権利確定月 | 8月 |
| 長期保有特典 | あり(4年以上保有で3,750ポイント) |
| 単元株数 | 100株 |
9. 阪急阪神ホールディングス (9042)

阪急阪神グループの持ち株会社で、阪急・阪神電鉄を中核とする大手私鉄グループです。鉄道事業を主軸にホテル、飲食など多角経営を展開。梅田を中心とした大型再開発に注力しており、関西圏での影響力が大きい企業です。グループホテルの優待が充実しているのが特徴です。
株主優待の中身
グループ優待券(電子チケット)が年2回もらえ、ホテルやレジャー施設で使用可能です。100株以上で年2冊相当の電子チケットがもらえ、スマートフォン画面での提示で利用できます。1年以上保有で4回カード(乗車券)も追加でもらえ、複数施設での利用が可能になります。
電子チケット化により、紙を持ち歩く必要がなく便利です。スマートフォンですぐに提示できるため、ビジネス利用でも活用しやすいです。
こんな人におすすめ
関西圏での移動・宿泊が多い方や、阪急阪神グループの施設利用が頻繁な投資家に最適です。デジタルチケットの利便性を重視する方や、複数の施設を利用したい方向けです。
| 最低投資額(目安) | ¥454,400(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→グループ優待券(電子チケット)年2冊相当、1年以上保有で4回カード追加 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上保有で4回カード追加) |
| 単元株数 | 100株 |
10. バルニバービ (3418)

和洋レストランやカフェ、スイーツショップなど、飲食店チェーンを全国展開する企業です。単なる外食企業に留まらず、グランピングやホテル事業への進出も進めており、新しいライフスタイル提案に力を注いでいます。初心者投資家からも人気が高い銘柄です。
株主優待の中身
電子チケット(飲食代やお取り寄せで利用可能)が年間3,000~30,000円相当もらえ、複数回に分けて使用できます。100株で年3,000円相当、1,000株で年30,000円相当が利用可能です。1年以上保有で応募式抽選に参加でき、宿泊券(グランピングやホテル)が当選する可能性があります。
通常の飲食優待に加えて、抽選で高額な宿泊券が当たるチャンスがあります。夢のある優待制度で、毎回の抽選が楽しみです。
こんな人におすすめ
グルメ好きで、飲食と宿泊の両方を優待で楽しみたい投資家に最適です。新しいホテルブランドやグランピング施設への興味がある方に向いています。少額からでも優待を活用できる初心者向けの銘柄です。
| 最低投資額(目安) | ¥109,800(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→電子チケット3,000円相当/年、1年以上保有で抽選参加権 |
| 権利確定月 | 7月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上保有で抽選参加、年4回) |
| 単元株数 | 100株 |
株主優待の取得時の注意点
株主優待を受け取るには、「権利確定日」(通常、3月末日や9月末日など)の株主名簿に記載されていることが必須です。権利確定日の数営業日前を「権利付き最終日」と呼び、この日までに購入し保有していないと優待を受け取れません。また、NISA(少額投資非課税制度)で株主優待を受け取る際は、事前に制度内容を確認しておくことをお勧めします。
さらに、100株未満(単元割れ)での保有では、多くの場合は優待対象外となるため注意が必要です。本記事で紹介した銘柄は全て100株単位での優待設計となっています。
優待内容は変更・廃止される可能性があるため、投資前に必ず各社の最新IR情報をご確認ください。本記事の情報は執筆時点のものであり、最新の優待制度と異なる場合があります。
まとめ
年複数回のホテル宿泊を実現できる株主優待は、投資と生活の楽しみを両立させるものです。JR東日本・西日本・九州、東急グループ、京王電鉄、近鉄グループ、阪急阪神ホールディングス、霞ヶ関キャピタル、バルニバービの10社は、いずれも100株からの投資で年複数回の宿泊優待が利用できます。長期保有特典により、継続保有すればさらに優待が充実する点も大きな魅力です。
自分のライフスタイルや旅行の頻度に合わせて、最適な銘柄を選ぶことが成功のカギです。ただし、投資の最終判断は自己責任で行い、必ず最新の企業情報をご確認の上、慎重にご検討ください。














