本が好きな方にとって、書籍を通じた株主優待は投資の楽しみの一つです。ブックオフグループなど書籍販売に直結した企業から、図書カード NEXT などのデジタルギフトで本が購入できる優待銘柄まで、本好きにぴったりな10社をご紹介します。少額から始められる銘柄から、長期保有で優待額がアップする銘柄まで、幅広くラインアップしており、自分のニーズに合わせて選べます。
選定基準
- 書籍・図書カード関連の優待がある企業を優先。直接的な本の買取優待から、デジタルギフト選択肢に図書カード NEXT を含む企業まで、幅広い選定
- 100株から始められる銘柄を中心に、初心者投資家でも無理なく購入できる最低投資額の企業を厳選
- 長期保有で優待額が増額される制度がある企業が大多数。3年保有や1年以上継続で、より多くの本を購入できる環境
- 複数の交換先から選べるデジタルギフトを含む企業が多く、本だけでなく、好みに応じた柔軟な活用が可能
1. ブックオフグループホールディングス (9278)

中古書籍販売の最大手として知られるブックオフグループ。全国の店舗ネットワークを活かし、本の売却はもちろん、EC連携で衣料や家電などの総合リユースにも対応しています。株主優待では、書籍買取金額を20%アップするクーポンも付与され、読み終わった本を高く売却できるのが大きなメリット。本との関わりが深い企業だからこそ提供できる、実用的な優待が人気です。
株主優待の中身
優待利用は3年以上保有で有利。100株保有で2,000~2,500円相当の優待、200株で3,000~4,000円相当、500株で5,000~7,500円相当となります。加えて、書籍買取金額20%アップクーポンが全株数で2枚配布され、売却時に活用できます。
- 100株:2,000円相当(3年未満)/ 2,500円相当(3年以上)
- 200株:3,000円相当(3年未満)/ 4,000円相当(3年以上)
- 500株:5,000円相当(3年未満)/ 7,500円相当(3年以上)
- 書籍買取20%アップクーポン2枚(100株以上)
こんな人におすすめ
本をよく読み、読み終わった本を売却する習慣がある方に最適。少額投資で開始でき、買取アップクーポンの実用性が高いため、本との付き合いが深い読書家向けの優待です。
| 最低投資額(目安) | ¥204,900(100株~) |
| 優待内容(要旨) | 100株→2,000~2,500円相当、書籍買取20%アップクーポン2枚 |
| 権利確定月 | 5月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有で優待額が500円アップ) |
| 単元株数 | 100株 |
書籍買取クーポンは年複数回使用でき、長期保有なら優待額も上乗せ。本を読む&売るサイクルが活発な方に特に向いています。
2. チェンジホールディングス (3962)

DX推進支援企業として、企業や公共団体のIT構築を手がけるチェンジホールディングス。SBI HDの持分会社として経営基盤が安定しており、ふるさと納税サイト運営やRPA研修事業など多角化を進めています。株主優待はデジタルギフトで提供され、図書カード NEXT など本購入に使える選択肢が豊富なのが特徴。年間で複数回受け取れるため、本の購入予算を計画的に確保できます。
株主優待の中身
年間最大20,000円相当が2回に分けて配布。300株以上で保有期間によって優待額が変わり、1年以上保有なら優待額がアップします。デジタルギフトの交換先に図書カード NEXT が含まれ、Amazon ギフトカードなど多くのオプションから選択可能です。
- 300株以上:7,500円相当(1年未満)/ 8,500円相当(1年以上)/ 10,000円相当(2年以上)
- 配布時期:年2回(6月末日・12月末日基準)
- 交換先:図書カード NEXT、Amazon ギフトカード、QUO カード Pay など多数
こんな人におすすめ
デジタルギフトの使い勝手を重視し、本だけでなく様々な選択肢から使途を決めたい投資家に最適。年2回の配布で計画的に本を購入でき、長期保有で優待額が増える仕組みが魅力です。
| 最低投資額(目安) | ¥276,300(300株~) |
| 優待内容(要旨) | 300株→年間15,000~20,000円相当(6月・12月)デジタルギフト |
| 権利確定月 | 6月、12月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上保有で年間2,000円、2年以上で年間5,000円アップ) |
| 単元株数 | 100株 |
6月と12月の権利確定月に、デジタルギフトを選択できます。本に限定されず、柔軟に使いたい方向けです。
3. 富士山マガジンサービス (3138)

雑誌の定期購読仲介事業が中核の富士山マガジンサービス。サイトを通じて、大手出版社から独立系まで幅広い雑誌の購読をサポートしています。最近では学習塾事業にも進出し、事業の多角化を進めています。株主優待では、定期購読の割引と図書カード、さらにデジタルギフトの3つのオプションが用意され、選択肢が豊富です。
株主優待の中身
100株保有で、定期購読10%割引券または2,000円割引を選択できます。さらに500株以上なら、デジタルギフト(図書カード NEXT 含む)として25,000~35,000円相当が配布。本や雑誌の購読費用を大幅に削減できる仕組みです。
- 100株:定期購読10%割引 or 10,000円以上商品で2,000円割引
- 500株:デジタルギフト 25,000円相当(半年未満保有)/ 35,000円相当(半年以上保有)
- 翔進予備校利用優待も用意
こんな人におすすめ
定期購読で雑誌を読む習慣がある人、または本と雑誌の両方を購入する人に最適。100株から始められ、500株ならさらに充実したデジタルギフトが手に入ります。
| 最低投資額(目安) | ¥114,400(100株~) |
| 優待内容(要旨) | 100株→割引券、500株→25,000~35,000円相当デジタルギフト |
| 権利確定月 | 12月 |
| 長期保有特典 | あり(500株以上で半年以上保有時に5,000円相当加算) |
| 単元株数 | 100株 |
定期購読割引と本購入用のギフトを組み合わせることで、総合的な節約効果が高まります。
4. イー・ガーディアン (6050)

SNS等の投稿監視や運用支援が主力事業のイー・ガーディアン。ゲーム企業のカスタマーサポート代行や広告審査事業も展開し、デジタル時代のサポート基盤として成長を続けています。株主優待はデジタルギフト形式で、図書カード NEXT を含む複数の交換先から選択でき、100株という少額投資で始められるのが大きな魅力です。
株主優待の中身
100株保有で5,000円相当(1年未満)/ 8,000円相当(1年以上)のデジタルギフトが配布されます。図書カード NEXT の他、Amazon ギフトカードや QUO カード Pay など多数の交換先から選べます。長期保有による増額も図書購入に直結する嬉しい仕組みです。
- 100株:5,000円相当(1年未満保有)/ 8,000円相当(1年以上保有)
- 交換先:図書カード NEXT、Amazon ギフトカード、QUO カード Pay など10種類以上
こんな人におすすめ
初心者投資家で、まずは少額から始めたい方に最適。100株での投資で図書カードが手に入り、1年保有なら優待が増額される仕組みが初心者にとって分かりやすく、継続投資の動機付けになります。
| 最低投資額(目安) | ¥167,600(100株~) |
| 優待内容(要旨) | 100株→5,000~8,000円相当デジタルギフト(図書カード NEXT 選択可) |
| 権利確定月 | 9月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上保有で3,000円相当加算) |
| 単元株数 | 100株 |
最低投資額が低く、図書カードのギフト交換が分かりやすいため、株主優待初心者に向いています。
5. ベストワンドットコム (6577)

クルーズ旅行予約サイト「ベストワンクルーズ」を運営するベストワンドットコム。富裕層向けの海外クルーズから国内旅行へと事業を拡大し、ホテルやバスツアーも対象に含めています。株主優待は旅行商品割引の他、デジタルギフト選択肢に図書カード NEXT が含まれており、旅行と本の購入の両面で活用できるユニークな特徴を持ちます。
株主優待の中身
100株保有で10,000円相当の旅行商品割引、または同額のデジタルギフト(図書カード NEXT 選択可)を選択できます。500株なら20,000円相当、1,000株なら30,000円相当となり、旅行好きな方にも本好きな方にも対応した柔軟な優待です。
- 100株:10,000円相当(旅行商品割引 or デジタルギフト)
- 500株:20,000円相当
- 1,000株:30,000円相当
- デジタルギフト交換先:図書カード NEXT、Amazon ギフトカード、QUO カード Pay など
こんな人におすすめ
旅行と本の両方を愛する方、または投資選択肢を柔軟に持ちたい方に最適。旅行予定がない時期には図書カードで本を購入し、旅行計画が立った時は旅行割引を活用するなど、ニーズに合わせた使い分けが可能です。
| 最低投資額(目安) | ¥194,200(100株~) |
| 優待内容(要旨) | 100株→10,000円相当(旅行割引 or ギフト)、500株→20,000円、1,000株→30,000円 |
| 権利確定月 | 7月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
優待の用途を旅行とギフトで選べるため、ライフステージの変化に合わせた柔軟な活用が可能です。
6. 芙蓉総合リース (8424)

みずほフィナンシャルグループ傘下のリース大手、芙蓉総合リース。設備投資や不動産リースを中心に、企業向けのファイナンス機能を提供しています。地盤が堅実で経営が安定している点が評価される一方、図書カードまたはカタログギフトを選べる優待が提供され、本購入と他の商品ギフトの両立が可能です。
株主優待の中身
300株保有で、図書カード 3,000~5,000円相当またはカタログギフト同額から選択。保有期間2年以上なら、優待額が5,000円相当にアップします。図書カードとカタログギフトの両方が選べることで、本に限定されない柔軟な活用が特徴です。
- 300株:図書カード or カタログギフト 3,000円相当(2年未満保有)
- 300株:図書カード or カタログギフト 5,000円相当(2年以上保有)
- 保有期間の確認:毎年3月末日・9月末日時点での継続保有が対象
こんな人におすすめ
確実に本が購入できる環境を求める投資家、または長期保有で優待額アップを狙う方に最適。金融大手傘下という経営基盤の安定性と、図書カード選択肢の確実性が両立した銘柄です。
| 最低投資額(目安) | ¥1,287,900(300株~) |
| 優待内容(要旨) | 300株→図書カード or カタログギフト 3,000~5,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(2年以上保有で2,000円相当加算) |
| 単元株数 | 100株 |
みずほグループ傘下で経営基盤が盤石。長期保有なら優待額が増え、図書カード選択で本好きを満足させます。
7. ラクーンホールディングス (3031)

電子商取引サイト運営を中核にするラクーンホールディングス。メーカーと小売店を仲介するプラットフォームを提供し、決済代行や売掛債権保証事業も拡大しています。デジタル化が進む流通の中で、インフラ企業として成長を続けています。株主優待はデジタルギフトで、図書カード NEXT を含む豊富な交換先が用意されています。
株主優待の中身
500株以上の保有で7,500円相当、1,000株以上なら15,000円相当のデジタルギフトが配布されます。図書カード NEXT の他、Amazon ギフトカード、QUO カード Pay、d ポイント など複数の選択肢から選べます。保有期間に応じた増額制度はありませんが、半年以上継続保有で配布される仕組みです。
- 500株:7,500円相当デジタルギフト(半年以上保有)
- 1,000株:15,000円相当デジタルギフト(半年以上保有)
- 交換先:図書カード NEXT、Amazon ギフトカード、QUO カード Pay、d ポイント など
こんな人におすすめ
本購入だけでなく、ポイントやギフトカード等も含め、幅広い選択肢を求める投資家に最適。500株からの投資で7,500円相当の優待が手に入り、多彩な交換先から自分に合った活用ができます。
| 最低投資額(目安) | ¥313,500(500株~) |
| 優待内容(要旨) | 500株→7,500円相当、1,000株→15,000円相当デジタルギフト |
| 権利確定月 | 4月、10月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上継続保有で同額、単元数維持が条件) |
| 単元株数 | 100株 |
年2回の権利確定月があり、複数回にわたって優待を受け取れます。交換先も豊富で、本だけに限定されない柔軟性が魅力です。
8. 新晃工業 (6458)

業務用空調機の中堅メーカー、新晃工業。大型機種に特化した競争力を持ち、中国やタイへの海外展開も進めています。ビルメンテナンス・管理事業も手がけ、建築設備分野で総合的なサービスを提供しています。株主優待として図書カード 1,000円相当が直接配布されるため、図書購入に確実につながるのが特徴です。
株主優待の中身
300株保有で、1年以上保有時に図書カード 1,000円相当が配布されます。シンプルで分かりやすい優待内容で、確実に本を購入できる仕組みです。さらに3,000株以上なら、5,000円相当のカタログギフトから好みの優待品を選択できます。
- 300株:図書カード 1,000円相当(1年以上保有)
- 3,000株:5,000円相当カタログギフトから1品選択(1年以上保有)
- 保有期間の確認:3月末日と9月末日の基準日に連続3回以上保有
こんな人におすすめ
図書カードでシンプルに本を購入したい方、長期保有を念頭に置く投資家に最適。300株という少ない単元数で図書カードが手に入り、1年保有の条件もそこまで厳しくないため、初心者でも達成しやすいのが利点です。
| 最低投資額(目安) | ¥380,400(300株~) |
| 優待内容(要旨) | 300株→図書カード 1,000円相当、3,000株→5,000円カタログギフト |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上保有で対象、3月末・9月末の連続保有が条件) |
| 単元株数 | 100株 |
図書カード直配布で、交換や選択の手続きが不要。本を確実に買いたい方向けの、分かりやすい優待です。
9. FCE (9564)

DX・RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)推進事業を展開するFCE。企業の業務効率化を支援するソフトウェアと教育研修・コンサルティングサービスを提供し、デジタル時代の企業変革をサポートしています。最も少額から投資を始められるのが大きな特徴で、株主優待もデジタルギフトの形式で図書カードを選択可能です。
株主優待の中身
100株保有で1,000円相当のデジタルギフトが配布されます。図書カード NEXT を含む複数の交換先から選べ、本購入だけでなく、Amazon ギフトカードや Google Play ギフトコード など、多様な活用法が可能です。長期保有による増額はありませんが、最小限の投資で優待を享受できる気軽さが利点です。
- 100株:1,000円相当デジタルギフト
- 交換先:図書カード NEXT、Amazon ギフトカード、Google Play ギフトコード、PlayStation Store チケット など
こんな人におすすめ
株主優待デビューを考える初心者、少額で気軽に投資を始めたい方に最適。50,300円という最低投資額の低さと、1,000円のギフトで気軽に本が購入できる仕組みが、投資の入口として利用しやすいです。
| 最低投資額(目安) | ¥50,300(100株~) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1,000円相当デジタルギフト(図書カード NEXT 選択可) |
| 権利確定月 | 9月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
50,300円という低額から始められるため、株主優待制度を初めて利用する方の第一歩に最適。複数銘柄の組み合わせも容易です。
10. 明豊エンタープライズ (8927)

首都圏を中心に賃貸アパート開発を手がける不動産企業、明豊エンタープライズ。仲介・管理事業や中古物件の再生にも注力し、地域の不動産市場で確かな地位を築いています。株主優待はデジタルギフト形式で、図書カード NEXT を含む多くの交換先から選べます。年2回の権利確定月があり、年間で複数回の本購入予算を計画できるのが特徴です。
株主優待の中身
1,000株保有で年間16,000円相当(各基準日 8,000円相当)のデジタルギフトが配布されます。図書カード NEXT を始め、Amazon ギフトカード、QUO カード Pay、d ポイント など複数の交換先から自由に選択できます。年2回の権利確定月で、計画的に本購入予算を確保できるメリットがあります。
- 1,000株:8,000円相当デジタルギフト(4月・10月の年2回)
- 年間合計:16,000円相当
- 交換先:図書カード NEXT、Amazon ギフトカード、QUO カード Pay、d ポイント など多数
こんな人におすすめ
年2回の優待を受け取りたい方、定期的に本を購入する習慣がある投資家に最適。1,000株という単元数は大きめですが、年間16,000円相当の優待で計画的な本購入ができ、長期保有の動機付けになります。
| 最低投資額(目安) | ¥445,000(1,000株~) |
| 優待内容(要旨) | 1,000株→年間16,000円相当デジタルギフト(4月・10月) |
| 権利確定月 | 4月、10月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 1,000株 |
年2回の優待配布で、春と秋に計画的に本を購入できます。定期的に本を読む習慣がある方に向いています。
株主優待の取得時の注意点
株主優待を活用する際に知っておきたい基本的な注意点をご紹介します。まず、優待を受け取るには「権利付き最終日」と呼ばれる期限までに株式を購入することが必須です。権利確定月の最終営業日から遡って3営業日前が権利付き最終日となります。例えば5月権利確定の企業なら、5月末営業日の3営業日前までに購入を完了させる必要があります。
次に、売買タイミングについて。優待受け取り後に売却する場合、株価変動により損をしてしまう可能性があります。優待利回りだけを見て投資判断するのではなく、企業の事業内容や業績も総合的に判断することが大切です。また、NISA(小額投資非課税制度)を活用すれば、優待に伴う利益が非課税になる場合もあります。
さらに、単元未満株(100株未満)での保有では優待が受け取れない点もご注意ください。各企業の最低投資額(単元株数)を事前に確認し、購入計画を立てることが重要です。
本記事の優待内容は、取材時点のものです。優待内容は変更・廃止される可能性があるため、投資前に必ず各社の最新IR情報をご確認ください。企業の公式サイトやIRページで最新情報を確認の上、投資判断を行ってください。
まとめ
本がもらえる株主優待企業10選をご紹介しました。ブックオフグループなど書籍販売に直結した優待から、図書カード NEXT を含むデジタルギフト優待まで、本好きの方にぴったりな企業が揃っています。100株から始められる銘柄も多く、少額投資での優待体験や、段階的な投資拡大に向いています。長期保有で優待額が増える企業も複数あり、継続的な本購入予算の確保も可能です。
ただし、株主優待は投資商品であり、株価変動による元本割れのリスクもあります。優待内容だけでなく、企業の事業状況や業績も考慮した上で、ご自身の投資方針に合わせた銘柄選びをお勧めします。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。













