ホームセンターの株主優待は、DIYや園芸、家庭用品の購入時に役立つ商品割引やクーポン、さらには店舗独自の優待制度が特徴です。このページでは、全国展開する有力ホームセンター企業10社を厳選し、各社の優待内容、実用性、取得条件などを徹底比較。毎月の買い物で活用できる割引から、季節限定サービスまで、それぞれの企業が提供する優待の違いを把握できます。自分のライフスタイルに最も合った優待を見つけるために、ぜひ参考にしてください。
1. ジョイフル本田 (3191)

関東を中心に超大型ホームセンターを展開するジョイフル本田。茨城・千葉の広大な売場面積で、DIY用品から生活雑貨、園芸商品まで業界有数の品揃えを誇ります。地域密着の経営姿勢と、充実した優待制度が投資家から人気を集める企業です。
株主優待の中身
- 100株以上:3年未満保有で3,000円相当、3年以上保有で4,000円相当
- 400株以上:3年未満保有で5,000円相当、3年以上保有で7,000円相当
- 2,000株以上:3年未満保有で10,000円相当、3年以上保有で14,000円相当
- 4,000株以上:3年未満保有で20,000円相当、3年以上保有で28,000円相当
- 優待内容は自社商品券、地元特産品(カタログギフト)、社会貢献寄付から選択可能
こんな人におすすめ
関東在住でDIY・ガーデニング好きな方に最適。超大型店での買物頻度が高い方なら、優待の自社商品券で日常の購買費を削減できます。長期保有による増額制度が手厚いため、腰を据えて投資したい方にも向きます。
| 最低投資額(目安) | ¥211,400(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→3,000〜4,000円相当、400株→5,000〜7,000円相当 |
| 権利確定月 | 6月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有で増額) |
| 単元株数 | 100株 |
3年以上保有の継続判定は、6月20日と12月20日の株主名簿に同一株主番号で7回以上連続記載されることが条件。長期保有を目指す場合は、売却タイミングに注意が必要です。
2. パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス (7532)

ドン・キホーテ、アピタ、ピアゴなど多業態の小売チェーンを傘下に持つ大型流通グループです。年2回の権利確定で、電子マネー「majica」として優待が受け取れるため、グループ店舗での利用が便利です。アジア展開にも注力し、成長性も期待できます。
株主優待の中身
- 100株以上:年間600ポイント(毎回300ポイント、1ポイント=1円相当)
- 300株以上:年間2,000ポイント(毎回1,000ポイント)
- 500株以上:年間4,000ポイント(毎回2,000ポイント)
- マジカアプリにチャージして利用、スマートフォン対応で使いやすい
- ドン・キホーテ、アピタ、ピアゴ等のグループ店舗で利用可能(一部店舗除く)
こんな人におすすめ
ドン・キホーテやアピタをよく利用する全国の投資家向け。年2回配当のタイミングで優待が支給されるため、複数回に分けて買物に充てられます。少額投資で始めやすく、身近な店舗で使える点が魅力です。
| 最低投資額(目安) | ¥90,730(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→年600ポイント、300株→年2,000ポイント |
| 権利確定月 | 6月、12月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
マジカアプリが必須となるため、事前にスマートフォン環境を確認しておきましょう。ポイントは配当金と同時期に付与され、9月末と3月下旬が目安です。
3. ニトリホールディングス (9843)

家具・インテリア販売の業界最大手として知られるニトリ。海外自社工場を保有し、10%割引の優待カードは、新生活や家具購入の際に大きなメリットがあります。島忠の傘下化により、店舗ネットワークも拡大しています。
株主優待の中身
- 500株以上:1年未満保有で5枚、1年以上保有で10枚の10%割引カード
- 2,500株以上:1年未満保有で5枚、1年以上保有で15枚の10%割引カード
- 1枚あたり上限10万円までの割引対象が可能
- 全国のニトリ、カリモク家具などで利用可
こんな人におすすめ
家具やインテリア用品の購入予定がある方、特に新居購入や引越し検討中の方に最適。100万円の家具購入なら、割引カードで10万円の削減も可能。1年以上保有で枚数が増え、割引効果が大きくなります。
| 最低投資額(目安) | ¥1,181,000(500株〜) |
| 優待内容(要旨) | 500株→5〜10枚、2,500株→5〜15枚の10%割引カード |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上保有で枚数増加) |
| 単元株数 | 100株 |
1年以上保有の条件は、毎年3月31日と9月30日の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上記載されることです。大型家具購入の予定時期と権利確定月のタイミングを意識しましょう。
4. DCMホールディングス (3050)

ホーマック、カーマ、ダイキの3ブランドを統合したホームセンター大手。PB商品に強みを持ち、ケーヨーを傘下に置くなど、全国ネットワークを拡充しています。地元に密着した大型店舗戦略が特徴です。
株主優待の中身
- 100株以上:3年未満保有で500円相当、3年以上保有で2,000円相当
- 500株以上:3年未満保有で1,000円相当、3年以上保有で3,000円相当
- 1,000株以上:3年未満保有で2,000円相当、3年以上保有で5,000円相当
- 優待は自社商品券で、有効期間は1年間(毎年6月1日〜翌年5月31日)
こんな人におすすめ
ホーマックやカーマの利用が多い方向け。DIY初心者から本格派まで幅広い商品が揃うため、優待の使途が広い点が利点。3年以上保有で4倍の優待額になるため、長期投資志向の方に向いています。
| 最低投資額(目安) | ¥149,600(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→500〜2,000円相当、500株→1,000〜3,000円相当 |
| 権利確定月 | 2月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有で増額) |
| 単元株数 | 100株 |
3年以上保有の継続判定は、2月末日と8月31日の株主名簿に同一株主番号で7回以上連続記載される必要があります。優待の有効期間が1年間のため、計画的な使用を心がけましょう。
5. アークランズ (9842)

新潟地盤の巨艦店「ムサシ」で知られるアークランズ。LIXILビバを買収し、全国展開を加速しています。外食子会社の「かつや」や「からやま」での利用も可能で、優待の活用範囲が広いのが特徴です。
株主優待の中身
- 100株以上:2枚(1枚500円相当=1,100円相当)
- 200株以上:4枚(2,200円相当)
- 1,000株以上:20枚(11,000円相当)
- ムサシ、ビバホーム等の小売店舗での利用が可能
- かつや、からやまの飲食店舗での利用も可能
こんな人におすすめ
ムサシやビバホーム、かつややからやまの両方をよく利用する方に最適。DIY用品と食事の両方で使えるため、生活全般で優待を活かしやすいのが利点です。200株以上なら、より使い道が増えます。
| 最低投資額(目安) | ¥180,000(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1,100円相当、200株→2,200円相当、1,000株→11,000円相当 |
| 権利確定月 | 2月、8月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
年2回の権利確定月のため、半年ごとに優待が支給されます。飲食店での利用が可能な点は、他のホームセンター優待にはない大きな特徴です。
6. 綿半ホールディングス (3199)

長野を地盤とするホームセンターチェーン。食品・生鮮品も扱う総合型の強みがあり、独自の食品優待が充実しています。建設業拡大や貿易事業も手がけており、事業多角化も進めています。
株主優待の中身
- 100株以上:2,000円相当品を1点選択(あづみの茶胡蝶庵の菓子セットから選択可、またはgocaポイント付与や寄付も可)
- 300株以上:4,000円相当品を2点選択
- 1,000株以上:6,000円相当品を3点選択
- 優待内容は菓子・食品・調味料・キッチン用品など多彩
- 自社住宅ブランド購入時の特典もあり
こんな人におすすめ
食品やお菓子の優待を重視する方に最適。長野の特産品優待が豊富で、グルメ志向の投資家に人気です。DIY用品と食品の両面で優待を活かしたい方、また自宅建築を検討中の方にも向いています。
| 最低投資額(目安) | ¥139,600(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→2,000円相当品、300株→4,000円相当品、1,000株→6,000円相当品 |
| 権利確定月 | 9月 |
| 長期保有特典 | あり(2期連続保有で増額) |
| 単元株数 | 100株 |
優待商品は数量限定のものが多いため、人気商品は早めに選択の申し込みをすることをお勧めします。自社住宅ブランド購入時の特典も別途存在するため、新築・リフォーム検討者は確認の価値があります。
7. バローホールディングス (9956)

中部地盤の食品スーパーを主軸に、ドラッグストア・ホームセンター・スポーツクラブも展開する地域密着型の流通グループ。100株からの少額投資が可能で、初心者にも始めやすい企業です。
株主優待の中身
- 100株以上:1年未満保有で1,000円相当、1年以上保有で1,500円相当のギフトカード
- 500株以上:1年未満保有で1,500円相当、1年以上保有で3,000円相当
- 1,000株以上:1年未満保有で3,000円相当、1年以上保有で6,000円相当
- ギフトカードはJCB PREMO加盟店でも利用可能
こんな人におすすめ
中部地方でバロー、ドラッグストア、スポーツクラブを利用する方向け。1年以上保有で50%増額される仕組みで、長期投資の動機付けになります。生活全般で使えるギフトカード形式が利便性も高いです。
| 最低投資額(目安) | ¥361,500(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1,000〜1,500円相当、500株→1,500〜3,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上保有で増額) |
| 単元株数 | 100株 |
継続保有期間は、毎年3月31日と9月30日の株主名簿に同一株主番号で連続記載されていることが条件。NISA口座での投資も活用すれば、税効率よく優待を受け取ることができます。
8. コーナン商事 (7516)

大阪地盤のホームセンター大手。関東進出や同業買収で、全国への店舗拡大を積極推進中です。大型店舗戦略で品揃えの充実に注力し、DIY初心者から上級者まで支持を集めています。
株主優待の中身
- 100株以上:100株ごとに1枚の1,000円相当商品券(最大10枚)
- 300株以上(3年未満保有):100株ごとに1枚
- 300株以上(3年以上保有):1枚加算される
- 1,000株以上(3年未満保有):10枚
- 1,000株以上(3年以上保有):13枚
- 店舗のない都道府県の株主には自社商品を贈呈
こんな人におすすめ
全国的にコーナン店舗をよく利用する方向け。1,000円単位の商品券で使いやすいため、日常の買物を積み重ねれば、優待の活用が簡単です。3年以上保有で枚数が増える制度も魅力的です。
| 最低投資額(目安) | ¥404,000(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1,000円相当、300株→1,000〜2,000円相当 |
| 権利確定月 | 2月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有で増額) |
| 単元株数 | 100株 |
3年以上保有の判定は、2月末と8月末を基準日として、同一株主番号で単元株数(100株)以上を連続7回以上保有していることが条件です。店舗のない地域の株主へも商品贈呈制度がある点は配慮が行き届いています。
9. イオン九州 (2653)

イオン系列として九州で総合スーパーとホームセンター事業を展開。イオングループの商品・サービスの充実した優待制度が特徴で、年2回の優待支給で利用機会が多いのが利点です。
株主優待の中身
- 100株以上:50枚のイオン優待券(年間、1枚=100円相当)
- 200株以上:75枚(年間)
- 300株以上:100枚(年間)
- 500株以上:150枚(年間)
- 1,000株以上:200枚(年間)
- 3,000株以上:250枚(年間)
- 100株以上で「イオンラウンジ」会員資格取得(2月権利確定時)
こんな人におすすめ
九州でイオングループ店舗をよく利用する方向け。イオンラウンジ会員資格が得られる点も大きなメリット。ホームセンター以外にも総合スーパーでの買物が多い方なら、優待の活用範囲が広く便利です。
| 最低投資額(目安) | ¥282,000(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→50枚、200株→75枚、500株→150枚(各年間) |
| 権利確定月 | 2月、8月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
年2回の権利確定により、6ヶ月ごとに優待券が支給される利便性があります。イオンラウンジ会員資格は、イオンの無料休憩スペースを利用でき、シニア層にも好評です。
10. コメリ (8218)

ホームセンター大手として全国展開するコメリ。園芸・金物品を主体に、小型店と大型店を組み合わせた出店戦略で、地域ニーズへの対応を強化しています。カリスマ的な優待制度で長期保有者から支持を集めています。
株主優待の中身
- 100株以上:3年未満保有で1枚、3年以上保有で2枚の1,000円相当ギフトカード
- 300株以上:3年未満保有で3枚、3年以上保有で4枚
- 500株以上:3年未満保有で4枚、3年以上保有で6枚
- 1,000株以上:3年未満保有で8枚、3年以上保有で11枚
- 3,000株以上:3年未満保有で15枚、3年以上保有で18枚
こんな人におすすめ
全国のコメリ店舗を定期的に利用する方に最適。3年以上保有で50%以上の増額があり、長期投資のメリットが大きいのが特徴。園芸・DIY好きなら、継続的に優待を使える企業です。
| 最低投資額(目安) | ¥349,000(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1〜2枚、300株→3〜4枚、1,000株→8〜11枚のギフトカード |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有で増額) |
| 単元株数 | 100株 |
3年以上保有の条件は、毎年3月31日時点で同一株主番号で9月末日・3月末日の株主名簿に連続7回以上記載されていることです。園芸用品やDIY用品の購入が継続的に見込める方なら、優待の活用価値が高いです。
株主優待の取得時の注意点
優待内容は変更・廃止される可能性があるため、投資前に必ず各社の最新IR情報をご確認ください。本記事で紹介した情報は2026年6月時点のものであり、今後の企業方針や経営判断により変更される場合があります。
株主優待を受け取るには、権利付き最終日までに株式を保有している必要があります。権利確定月が異なる企業を複数保有する場合は、各社の権利付き最終日を把握し、売却タイミングに注意しましょう。
また、NISA口座での投資も視野に入れると、配当利益が非課税となり、税効率が高まります。ただし長期保有特典がある企業の場合は、継続保有期間の判定に注意が必要です。
さらに、株価が変動する可能性があり、購入時の価格が割高であれば、優待のメリットが相殺される場合もあります。株の単元割れ(100株未満の保有)に注意し、優待制度の対象外にならないよう確認してください。
まとめ
ホームセンター関連の株主優待は、生活に身近な企業が多く、日常的に店舗を利用する方なら優待メリットを十分に実感できる魅力があります。10万円台から始められる企業が大半で、初心者向けの株式投資の入口としても適しています。長期保有で優待額が増える制度や、年2回の配当機会など、投資スタイルに合わせた選択肢も充実しています。
ただし、株式投資にはリスクがあり、投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。企業の経営状況や優待内容は変わる可能性があるため、投資前には最新のIR情報を確認し、無理のない範囲での投資をお勧めします。ホームセンター系の優待を通じて、長期的で安定した資産形成を目指していただきたいと思います。













