東洋ドライルーブ株式会社の第62期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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東洋ドライルーブ株式会社の2023年7月1日から2024年3月31日までの第3四半期決算が発表されました。同社は自動車関連部品やデジタル機器部品などの製造・販売を行う企業で、今期の業績は大幅に改善しています。売上高が3,524百万円と前年同期比で24.5%の増収、営業利益が514百万円193.4%の大幅増益となりました。

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企業情報

企業名: 東洋ドライルーブ株式会社
証券コード: E01068
決算期: 6月

東洋ドライルーブ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東洋ドライルーブ株式会社の決算日は6月30日です。決算発表は1年を通年で3回行われ、第1四半期は11月、第2四半期(中間期)は2月、第3四半期は5月に行われます。

主な事業

東洋ドライルーブ株式会社は、自動車部品や光学機器、電子部品などのドライルーブ製品の製造・販売を行っています。ドライルーブとは、潤滑油などを使わないで機械部品を動かす技術のことで、同社はこの技術を活かした製品を提供しています。主要顧客は、自動車メーカーや光学機器メーカー、電子部品メーカーなどです。

今期の業績と利益率は?

第3四半期累計期間の業績は、売上高3,524百万円営業利益514百万円と好調に推移しています。特に自動車部品や光学機器向けの売上が大幅に伸びたことで、前年同期比で24.5%の増収、193.4%の大幅な増益となりました。利益率も大幅に改善され、営業利益率14.6%と高水準です。

売上・利益の推移

直近の業績を見ると、2023年3月期第3四半期は売上高が2,830百万円、営業利益が175百万円でしたが、2024年3月期第3四半期は売上高が3,524百万円、営業利益が514百万円と大幅に改善されています。新型コロナウイルスの影響も和らぎ、半導体不足も緩和に向かっていることで、自動車やデジタル機器向けの需要が回復してきています。

四半期連結貸借対照表について

東洋ドライルーブ株式会社の2024年3月31日現在の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は11,756百万円で、前期末比5.0%の増加となっています。主な増加は、現金及び預金が209百万円増加有形固定資産が306百万円増加したことによります。一方、負債合計は2,343百万円で、前期末比2.1%の増加でした。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が4,585百万円受取手形及び売掛金が1,356百万円などが主な内訳となっています。前期末比では、現金及び預金が209百万円増加したことが特徴的です。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が251百万円短期借入金が128百万円1年内返済予定の長期借入金が319百万円などが主な内訳となっています。前期末比では、支払手形及び買掛金が66百万円増加しています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が375百万円利益剰余金が8,000百万円となっています。前期末比では、利益剰余金が374百万円増加しています。自己資本比率は80.0%と高水準を維持しています。

ROAとROE

東洋ドライルーブ株式会社のROA(総資産利益率)は6.3%ROE(自己資本利益率)は5.0%となっています。前年同期に比べROAは2.5ポイント、ROEは1.8ポイント上昇しており、収益性が大幅に改善されていることがわかります。自動車部品や光学機器、電子部品などの需要が回復し、売上高と利益が増加したことが主な要因です。

キャッシュフロー

四半期連結キャッシュ・フロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローは482百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは183百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは90百万円のマイナスとなっており、現金及び現金同等物の増加額は209百万円となっています。営業活動によるキャッシュ・インフローが確保できていることが特徴的です。

配当の支払額

東洋ドライルーブ株式会社は、2023年8月10日の取締役会で中間配当を1株当たり24円、2023年12月15日の取締役会で期末配当を1株当たり27円と、年間配当51円を決議しています。前期の年間配当46円に比べて5円増配となっており、業績回復を反映した配当政策と評価できます。

今後の展望

東洋ドライルーブ株式会社は、自動車部品、光学機器部品、電子部品の需要が堅調に推移すると見込んでいます。特に自動車部品については、新型コロナの影響が和らぎ、半導体不足も緩和傾向にあることから、自動車メーカーの生産活動が回復するとみられます。また光学機器や電子部品についても、デジタル化の進展に伴う需要拡大が期待されています。同社はこうした市場環境をとらえ、更なる業績拡大を目指していきます。

編集部のまとめ

東洋ドライルーブ株式会社の2023年7月1日から2024年3月31日までの第3四半期決算は、新型コロナや半導体不足の影響から脱し、自動車部品や光学機器、電子部品の需要が回復してきたことで大幅な増収増益となりました。利益率も大幅に改善され、ROAとROEも上昇し収益性が向上しています。今後も自動車や電子機器分野の需要拡大が期待されており、同社の業績は引き続き好調に推移するものと思われます。配当も前期比5円増配と株主還元も充実しており、同社の業績と今後の成長に期待が高まる決算内容となっています。

東洋ドライルーブ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東洋ドライルーブ株式会社の決算日は6月30日で、年3回の決算発表を行っています。2023年度の年間配当は1株当たり51円と、前期比5円の増配となっています。自動車部品や光学機器、電子部品の需要回復を背景に、同社の業績は大幅に改善されており、今後の成長にも期待が高まっています。

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