株式会社JMCの第33期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

こんにちは。株式会社JMCの最新決算報告をご紹介します。JMCは、3DプリンターやCT、鋳造などの事業を展開する企業です。今期の業績は順調に推移しており、前年同期比約10%増の売上高を記録しました。特に、自動車業界向けの鋳造事業が好調で、前年同期比17.6%増と大きな伸びを示しています。今後もEV関連の需要増加に期待が高まっており、注目の企業です。

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企業情報

企業名: 株式会社JMC
証券コード: 57040
決算期: 2024年12月期

株式会社JMCの決算日・決算時期(スケジュール)は?

JMCの決算期は12月31日です。今回の四半期報告書は、2024年1月1日から2024年3月31日までの第1四半期の業績を発表したものです。通期の決算は毎年3月31日に発表されます。

主な事業

JMCは3つの主力事業を展開しています。3Dプリンター事業では、医療用シミュレーターなどの製品を販売しています。鋳造事業では、自動車メーカー向けの鋳造部品の生産を手掛けています。CT事業では、産業用CTスキャナの販売や検査サービスを提供しています。これらの事業を通じて、さまざまな分野のニーズに応えています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高900,355千円営業利益109,086千円経常利益111,878千円四半期純利益74,980千円となりました。前年同期比で売上高は約10%増加し、営業利益は微減ながら、四半期純利益は12.7%増加しました。売上高営業利益率は12.1%と、引き続き高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

JMCの売上高は、過去3年間で3,640,002千円から900,355千円に増加しており、着実な成長を遂げています。一方で、営業利益は533,438千円から109,086千円に、経常利益は533,438千円から111,878千円にそれぞれ推移しています。新工場の立ち上げに伴うコストが増加したことで、一時的に収益性が低下しましたが、今後の拡大に向けての投資と捉えることができます。

四半期連結貸借対照表について

JMCの四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は5,025,669千円となっています。前期末から45,065千円増加しており、財務基盤は安定しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が1,657,488千円固定資産が3,368,181千円となっています。流動資産は前期末から94,967千円増加し、固定資産は49,902千円減少しています。現金及び預金の増加や受取手形・売掛金の減少など、資産構成に変化がありました。

負債の部

負債の部では、流動負債が1,070,937千円固定負債が1,006,176千円となっています。流動負債は前期末から57,966千円減少し、固定負債は15,651千円増加しています。短期借入金の増加と未払法人税等の減少などが主な要因です。

純資産の部

純資産の部では、2,948,555千円となっています。前期末から87,380千円増加しており、自己資本比率は58.7%と高水準を維持しています。

ROAとROE

JMCのROA(総資産利益率)は、前期の7.3%から当期の2.1%に低下しました。一方のROE(自己資本利益率)は、前期の13.3%から当期の2.6%に低下しています。これは新工場の立ち上げに伴う先行投資の影響で、一時的な収益性の悪化が見られますが、中長期的には事業拡大による収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

JMCのキャッシュフローは、営業活動から87,974千円のプラスとなっています。一方で、投資活動から38,887千円のマイナス、財務活動から85,500千円のプラスとなっています。設備投資を行いつつ、借入金による資金調達を行い、全体としては134,587千円の現金及び預金の増加となりました。

配当の支払額

JMCは現在、配当を行っていません。過去の実績を見ても、配当金の支払いはありませんでした。今後の業績や設備投資の状況を見ながら、配当政策について検討していくものと思われます。

今後の展望

JMCは、自動車業界を中心としたEV市場の拡大に期待を寄せています。新工場の立ち上げにより大型鋳造品の生産体制を強化し、ギガキャスト技術を活かした提案力の向上を目指しています。また、3Dプリンター事業やCT事業でも新製品・新サービスの投入を進め、事業の多角化を図っています。今後の持続的な成長に向け、積極的な事業展開が期待されます。

編集部のまとめ

JMCは、3Dプリンター、鋳造、CTの3つの事業を柱に、着実な成長を続けている企業です。今回の決算では、売上高が前年同期比約10%増加し、利益率も高水準を維持しています。特に、EV市場を見据えた鋳造事業の好調が目立ちます。今後も新工場の稼働や新製品の投入などで、持続的な成長が期待できそうです。

株式会社JMCの決算日や配当についてまとめました。

JMCの決算日は12月31日で、現時点では配当の支払いはありません。今後の業績や設備投資の状況を見ながら、配当政策の検討が行われるものと思われます。EV市場の拡大や新工場の稼働など、JMCの今後の事業展開にも注目が集まっています。

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