株式会社クラシコムは、「フィットする暮らし、つくろう」というミッションを掲げ、自社のライフカルチャーに共感する人々の「Well-being」の実現に貢献しています。2023年8月1日から2024年1月31日までの第2四半期連結累計期間は、厳しい事業環境の中でも「北欧、暮らしの道具店」と「foufou」の2つの事業セグメントから3,583,440千円の売上高を上げ、662,817千円の営業利益を計上しました。
企業情報
企業名: 株式会社クラシコム
証券コード: E37848
決算期: 7月期
株式会社クラシコムの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社クラシコムは、7月31日を決算日とする7月期決算企業です。第2四半期は2023年11月1日から2024年1月31日までの期間となります。
主な事業
株式会社クラシコムは、ライフカルチャープラットフォーム事業を中心に展開しています。「北欧、暮らしの道具店」ブランドでは、商品販売とコンテンツ配信を行い、ユーザーのライフスタイルに合わせた提案を行っています。また、2023年8月に子会社化した「foufou」ブランドでは、ファッションD2Cを中心とした事業を展開しています。
今期の業績と利益率は?
2023年8月1日から2024年1月31日までの第2四半期連結累計期間において、売上高は3,583,440千円、営業利益は654,817千円と堅調な業績を維持しています。利益率も高水準を保っており、売上総利益率は43.4%、営業利益率は18.3%となっています。
売上・利益の推移
株式会社クラシコムは、2023年8月1日から第1四半期連結決算を開始したため、前年同期との比較はできません。しかし、「北欧、暮らしの道具店」ブランドが安定した売上を計上し、「foufou」ブランドの業績も順調に推移しています。今後も持続的な成長が期待される企業といえるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
株式会社クラシコムの2024年1月31日時点の四半期連結貸借対照表は、総資産5,375,327千円、負債972,109千円、純資産4,403,217千円となっています。財務体質は非常に健全で、自己資本比率は81.9%と高水準を維持しています。
資産の部
資産の主な内訳は、現金及び預金3,958,113千円、売掛金384,878千円、商品438,586千円となっています。手元流動性が高く、在庫管理も適切に行われていることがわかります。
負債の部
負債の主な内訳は、買掛金245,485千円、1年内返済予定の長期借入金58,332千円、長期借入金126,111千円となっています。有利子負債は少なく、資金調達力も高いことがわかります。
純資産の部
純資産の主な内訳は、利益剰余金3,127,544千円となっています。着実に利益を積み上げ、財務基盤を強化してきたことがうかがえます。
ROAとROE
2024年1月期第2四半期連結累計期間のROAは13.3%、ROEは10.5%となっており、いずれも高水準です。資産効率と自己資本効率が良好で、収益性の高い企業といえます。今後もこの水準を維持できれば、株主価値の向上につながるでしょう。
キャッシュフロー
2024年1月期第2四半期連結累計期間のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが334,151千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが349,445千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが363,331千円の支出となっています。手元流動性が高く、投資と配当にも積極的に取り組んでいることがわかります。
配当の支払額
2024年1月期第2四半期連結累計期間においては、1株当たり45円の配当を実施しています。株主還元に力を入れており、今後も安定的な配当が期待できます。
今後の展望
株式会社クラシコムは、「北欧、暮らしの道具店」と「foufou」の2つのブランドを中心に事業を展開しており、今後も持続的な成長が期待されます。特に「foufou」ブランドは2023年8月に子会社化し、さらなる成長が見込めます。また、ライフカルチャーに共感する顧客基盤の拡大や、オリジナル商品の開発など、強みを活かした事業展開に期待がかかっています。
編集部のまとめ
株式会社クラシコムは、厳しい事業環境の中でも堅調な業績を維持しています。売上高3,583,440千円、営業利益654,817千円と好業績を収めており、健全な財務体質も備えています。今後は「foufou」ブランドの成長や、ライフカルチャー提案型の事業展開に期待が高まっています。株主還元にも積極的で、投資家の注目を集める企業だと言えるでしょう。
株式会社クラシコムの決算日や配当についてまとめました。
株式会社クラシコムの決算日は7月31日で、第2四半期は2023年11月1日から2024年1月31日までの期間となります。また、2024年1月期第2四半期連結累計期間の1株当たり配当金は45円と、株主還元にも力を入れています。事業環境の厳しさはありますが、この企業は安定した収益基盤と健全な財務体質を持っているため、今後の成長が期待されます。