株式会社テクノスジャパンの最新の四半期決算報告をご紹介します!
同社は主にIT関連のサービスを手がける企業で、これまで順調に事業を拡大してきました。
今回の決算も前年同期と比べて売上高と利益が増加しており、堅調な経営が続いているようです。
企業情報
企業名: 株式会社テクノスジャパン
証券コード: 36660
決算期: 2023年3月期
株式会社テクノスジャパンの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社テクノスジャパンの決算期は3月となっており、四半期決算は6月、9月、12月、3月の年4回行っています。
今回の決算は第3四半期(2023年10月1日~2023年12月31日)の決算になります。
主な事業
株式会社テクノスジャパンは、主にITシステムの設計・開発・保守を行う会社です。金融、製造、流通、公共など幅広い業界でITサービスを提供しています。
最近ではDX(デジタルトランスフォーメーション)関連の需要が高まっており、企業のIT投資を積極的に取り組んでいます。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期の業績は、売上高9,509,160千円、営業利益1,173,457千円、経常利益1,230,112千円、親会社株主に帰属する四半期純利益1,111,309千円となりました。
前年同期比で売上高は18.9%増加、経常利益は4.0%増加と、好調な業績推移が続いています。
売上・利益の推移
株式会社テクノスジャパンの過去3年の売上高と利益の推移を見ると、売上高は毎期増加しており、利益も順調に拡大してきました。
特に直近の1年間では、売上高が前期比18.9%増、経常利益が4.0%増と、着実に業績を伸ばしています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社テクノスジャパンの四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は9,491,910千円、負債合計は2,352,311千円、純資産合計は7,139,598千円となっています。
前期末と比べて、資産が減少する一方で、純資産が増加しており、財務体質の改善が進んでいることがわかります。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が3,138,635千円、売掛金及び契約資産が2,325,234千円となっています。
一方で、投資有価証券が2,269,729千円減少しており、手元資金の確保が進んでいるようです。
負債の部
負債の部では、買掛金が669,609千円、短期借入金が450,000千円となっています。
前期末と比べて、未払法人税等やその他の負債が減少しており、外部資金依存度が低下しています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が5,939,217千円と大幅に増加しています。
一方で、その他有価証券評価差額金が減少しており、保有株式の時価が下がったことがうかがえます。
ROAとROE
株式会社テクノスジャパンのROA(総資産経常利益率)は12.9%、ROE(自己資本利益率)は19.6%となっています。
これらの指標は前年同期と比べて良好な水準を維持しており、資産効率の高さと財務体質の健全性が伺えます。
キャッシュフロー
株式会社テクノスジャパンのキャッシュフロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュフローは1,293,231千円のプラスとなっています。
一方で、投資活動によるキャッシュフローはマイナスとなっており、成長投資に資金を振り向けていることがわかります。
配当の支払額
株式会社テクノスジャパンの配当金は、1株当たり15.5円の配当が実施されました。
前期と同水準の配当で、株主還元にも力を入れているようです。
今後の展望
株式会社テクノスジャパンは、DX需要の取り込みに注力しており、今後も事業拡大が期待されます。
また、M&Aや新サービスの開発にも力を入れており、中長期的な成長に向けて様々な施策を実施中です。
編集部のまとめ
株式会社テクノスジャパンの決算は、売上高や利益が前年同期と比べて大幅に増加しており、業績は順調に推移しているようです。
財務体質も健全化が進んでおり、今後の成長にも期待が高まっています。
同社は ITサービスを中心に事業を展開しており、DXなどの旬な分野にも注力していることから、今後も安定した業績を維持できるのではないでしょうか。
株式会社テクノスジャパンの決算日や配当についてまとめました。
株式会社テクノスジャパンの決算期は3月で、四半期決算は6月、9月、12月、3月の年4回行っています。
今回の決算は2023年10月1日~12月31日の第3四半期決算となります。
配当金は1株当たり15.5円で、前期と同水準の配当を実施しています。